前回の記事は、こちら─、
『 素人相手なら勝てますか? 』
そこに至る道とは、いかなる道なのか?
そこには、どんな秘密が隠されているのか?
そのピアノ弾きの方から、もたらされた、
"答え" とは次のようなものだった。
「 コードで弾くのです。」
「 ドミソ、ドファラ、シレファソ~、
この三つの和音だけで、結構いけるんです。」
マジックというのは、たいてい、
種明かしを聞くと…、
「 な~んだ 」
と、なるものだが…、
今回は─、
「 えっ!? 」
といった驚きが、大半を占めていた。
最近でこそ、コードで弾くという、
ピアノの演奏法も、
書籍やネットなどで、いろいろと紹介され、
ご存知の方も多いと思うが、
当時、もっぱらクラシックピアノをたしなみ、
ピアノは、二段譜を弾くもの、
と、思い込んでいた私にとっては…、
コードの存在など、
考えもしないことだったのである。
確かに─、
ピアノは一朝一夕で、
習得できるものではない。
しかし─、
趣味で取り組んでいる者にとっては、
費やせる時間に限界があるのも事実で、
それを嘆いていても仕方がない。
そして─、
3つのコードだけで、あれだけの演奏が、
できるのなら…、
①練習時間が短くても "そこそこ" 弾けるように、
するには、どのような "方法" があるか?
②譜読みにかかる時間を、より短縮するには、
どのような "方法" があるか?
といった問いかけも、敢えてためらわずに、
おこなってみることにしたのである…。
( 次回へつづく... )
『 邪道だが解決策ではある、さあどうする? 』