顧客に受け入れられるのなら正解、受け入れられるのならね。 | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 ユニークなやり方ではあるが、それでは素人筋だ。』



ここで、マーケティングの専門家なら─、



技術者や作曲家の理論や感覚から見てどうであれ、
それが顧客に受け入れられるのなら、



それが "正解" なのだ!



といった叱責が、飛んで来そうだが…、



しかし─、



曲名は伏せておくが、



その曲は、世間では、
あまり売れたとは言い難いことも付け加えておく。



やはり─、



長年、取り組んで来た人間の感覚や、
理論として確立してきたものには、



それなりに意味があるのだ。



まずは、そういった、
基礎の理論を学び、経験を積み、



人並みに出来るようになった人間が、



そこに、新たな自分なりの工夫や、
改良を重ねていく。



それが研究であり、進歩と言える。



従って─、



まずは、そういった土台を持たねばならない。



そういった土台を持たぬ者が、



やみくもに既存のものと異なることをやってみたところで、
それは、単なるデタラメに過ぎない。



それが「 斬新 」と「 素人筋 」の違いというものだ。



もちろん─、



それで勝ち残って行けるのなら良いが、



それで勝ち残って行けるほど、
世間は、さすがに甘くはない。



その感覚が、まだ自分には分からず、
愕然としたわけだ。



「 それは間違いだ!」



専門家が、そう主張する時、

それは、本当に間違いである場合もある。



それで─、



そのフリーソフトは、
その後、どうなったのかって?



( 次回へつづく... )
『 勝てない○○は捨てる ( 為末大 ) 』