芸術家と商売人は特に「 自動化 」を嫌う!? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『「 自動化 」を人は嫌悪する!? 』



私は以前、ピアノをたしなんでいたことが、
あるのだが、



ピアノの先生に、自動作曲なるものについて、
たずねたことがあった。



すると先生からは─、



「 コンピュータに作曲してもらって、一体なにがおもしろいの? 」



という、非常に辛辣なコメントが、
返って来たことを記憶している。



恐らく、一般的な反応も同様だろう。



どこか、人間の意識の根底には─、



芸術の創作や、



人と人との関わりや信頼関係が求められる、
ビジネスのような活動は、



人間だけが行える "高度" な取り組みであって、
そこに機械などが入り込む余地は一切ない!



と、頑なに拒否せんとする心理が、
はたらいているかのようだ。



まぁ確かに、そういう心理も、
分からなくはない。



時折、ビジネス書などでも─、



「 SNS を活用し、寝ていても売れる仕組み~ 」



「 お客が "ベルトコンベア" に乗って自動的に、

運ばれてくる仕組み~ 」



などと言った表現を見かけるが…、



そこだけを見ると、顧客を一人の人間として、
捉えるのではなく、



単なる "端末" としてしか考えない、
非常に不謹慎な様のように見えなくもない。



しかし─、



先の音楽の例で言うなら、
それでも、私は、こう考えずにはいられない。



もし─、



バッハやモーツアルトが、現代に生まれていたら、
彼らはどうしていただろうか?



最新のデジタル楽器を駆使した、
現代音楽を作曲しただろうか?



少なくともコンピュータという強力なツールを、
見逃さなかったことは間違いないだろう。



ちなみに─、



アメリカなどでは既に CM の音楽制作等において、
自動作曲システムが利用されている。



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