「 自動化 」を人は嫌悪する!? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

子供が生まれてからというもの─、



我が家のテレビは、もっぱら、
幼児向けの番組が占めるようになった。



中でも、子供のお気に入りは、
NHK Eテレで放送されている─、



『 ピタゴラスイッチ 』



という番組で、その中のコーナーに、



『 アルゴリズム体操 』



というのがある。



これが始まると、テレビの前に駆けて行って、
いつの間にやら真似をするようになった。



まぁ、ここでは番組の紹介が目的ではないので、
内容の詳細は省くが─、



大人の私としては、



「 アルゴリズム 」という言葉が、
このようなところに使われていることに、



当初、驚きを感じた。



私が「 アルゴリズム 」という言葉に始めて
触れたのは、おそらく学生時代。



大学で情報処理を専攻しはじめた頃だったと思う。



コンピュータの世界では、なじみのある言葉だが、



一般的には、あまり耳にする言葉では、
ないのではないだろうか?



アルゴリズムとは、言わば、作業の手順のこと。



料理のレシピのようなものだと考えれば、
分かりやすいかも知れない。



だから─、



音楽にもアルゴリズムはあるし、
ビジネスにもアルゴリズムがある。



つまり─、



アルゴリズムを考えることは、



自身が行った手順や思考の工程を、
問い直す作業にほかならない。



そして─、



このアルゴリズムが、明確になれば、



その工程を自動化することも、
可能になるわけだ。



しかし─、



「 自動化 」というと、



あまり好意的に、受け止められないケースが、
少なくないように思われる。



( 次回へつづく... )
『 芸術家と商売人は特に「 自動化 」を嫌う!? 』