ハードルが高ければくぐる?いや、そういう話じゃなくて… | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 専門家でも知らないこと?そんなの山ほどあります。』



しかし─、



実際に、商品として、

物を形にするに当たっては、



クリアしなければならない技術的課題が、
目の前に立ちはだかっていることは、



往々にしてあることであり、
そのハードルが高い場合には、



段階を踏んでバージョンアップを経ながら、
乗り越えていく必要がある。



従って─、



理想を 100 点と考えた時、
現段階で実現できるレベルは 45 点…、



といったことは、よくあることだ。



でも─、



それは決して、ニーズ無視しているわけでもなければ、
開発側の都合であるわけでもない。



技術者に、やる気がないわけでもなければ、
発想が後ろ向きというわけでもない。



ましてや─、



技術が劣っているわけでも、
もちろんない。



一夜にして 100 点満点のものを、
築き上げてきた者などいないのだから。



だから─、



たとえ最初の段階が、
45 点のレベルでしかなかったとしても、



まずは─、



45 点の物を確実に形にし、


それを─、



60 点にして 70 点にして行くのが、
物作りである。



そこに─、



「 ニーズが大事である。」



などと主張する者が現れて、
周囲で大声を張り上げたところで、



翌日には 90 点のものが出来た、
ためしはない。



だから─、



"途中段階" のものを見て、
そこで見えた "視界" の範囲だけでもって、



勝手な評価や判断をするというのは "全体像" が見えていない者の、
浅はかな視点だと言わざるを得ない。



あなたが属する組織やチームにおいて、あなただけがズバ抜けて、
抜きん出ている、などと言うことは、そうあることではない。



あなたが気付く程度のことは、
周囲の者たちも、気付いている。



( 次回へつづく... )
『 卵 ( お客様 ) が先か?鶏 ( 技術力 ) が先か? 』