前回の記事は、こちら─、
『 ブロンドの美女は、頭は空っぽに決まっている!? 』
世間は通常─、
「 技術者は、技術のことは分かっている。」
と考えている。
そりゃ当然である。
技術者が、技術のことを知らなくて、
何が技術者か?
しかし─、
今日、どのような分野においても、
高度に専門化した領域の隅から隅まで、
一人の人間が把握するというのは、
困難であることも事実だ。
だから─、
技術者とて、知らない話も出てくる。
ところが─、
技術者に何か質問をして、
「 よく知らない… 」
などという答えが返って来ようものなら、
「 これはきっと、技術者でも知らない、
何か特殊なものなのだろう… 」
と世間は勝手に解釈する。
ところが世間は通常、
「 技術者は、ニーズのことは分かっていない。」
と考えている。
だから─、
技術者が何か、ユーザーの視点において、
気付き得ないことが1つでもあれば、
「 ほら、やっぱり… 」
と考える。
しかし─、
誰とて、知らないことや、気付き得ないことの、
1 つや 2 つや、10 や 20 や、100 や 200 は、
あって当然であろう。
( 次回へつづく... )
『 ハードルが高ければくぐる?いや、そういう話じゃなくて… 』