前回の記事は、こちら─、
『 誤解してない?ニーズに耳を傾ける理由 』
「 ニーズは何か?」
という問いに答えられたとしても、
それでは、前回の記事
で述べた、
5問ある問いのうちの、
1つにしか答えたことにならない。
5問中の1問に答えられたとしても、
それでは 20 点である。
彼らがいる部署では、
それで合格点を貰えたのかも知れないが、
開発現場では 20 点である。
20 点では、赤点であり、
それでは当然、不合格だ。
そのような者が─、
「 何が重要であるか?」
などということについて説いてまわるのは、
浅はかと言うべきだろう。
「 ニーズが大事 」
そのお題目さえ唱えていれば、
自分は正しいことを言っている、
と考えるのは間違いである。
各自には、各自の仕事があるはずだ。
各自の仕事に徹するべきである。
彼らの仕事は何か?
少なくとも─、
技術の「 ぎ 」の字も知らなければ、
開発の「 か 」の字も知らない立場で、
自分の知らない仕事に取り組んでいる、
技術者に対し、演説してまわることではないはずだ。
技術者が、他部署に乗り込んで行って、
他部署の人間の仕事に対して説教を始めたとしたら、
彼らは、素直に言うことを聞くのだろうか?
( 次回へつづく... )
『 ブロンドの美女は、頭は空っぽに決まっている!? 』