万を以て一にあたるのではなく、一を以て万にあたれ | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事『1つのことを、とことん!』 に、
おいては─、



ある分野で抜きん出た人間が、必ずしも、
別の分野で同じ能力を発揮できるわけではない、



という事例について─、



『 トリックスター列伝 』( 松田道弘 )



に、興味深い記述があったので、
引用させていただいたのだが、



確かに世の中には万能な人間もいる。



学生の頃、成績の良い奴というのは、



すべての教科において、まんべんなく、
良い成績を修めていた。



仮に万能では、なかったとしても─、



ある程度、時間さえかければ、
それなりに出来るようにはなるかも知れない。



しかし─、



ネット副業や、在宅ワークで、



本業や、育児、介護などとの両立をはかりながら、
ビジネスに取り組もう考えている人間にとっては、



一日に何時間も、
作業に取り組むわけにはいかないのも事実だ。



であるならば、自分の手に余ると感じるものは、
とことん捨て去り、



これはと思うものにのみ一点集中する。



そういう戦略も必要と私は考える。



そして─、



たとえ、ある一点においてであっても、何とか、
より上を目指す道を模索する。



"It's best to do one thing really, really well."
( 1 つのことをとことん極めて、上手くやるのが一番 )



これは『 Google の理念 』の1つである。



「 千招有るを怖れず、一招熟するを怖れよ 」
( 多くの技を身に付けるより、ひとつの優れた技を極めよ )



「 万を以て一にあたるのではなく、一を以て万にあたる 」
( 修練とは無駄を捨て去り「 絶対なる一 」を得ること )



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