「 4 位を目指せ 」
これは、ご存知、シャ乱Q の、
ボーカルとして一世を風靡し、
「 モーニング娘。」 を世に送り出した、
音楽業界の鬼才─、
「 つんく♂ 」 氏の言葉だ。
以前、たまたまつけた、
テレビ番組のインタビュで、
語っておられたのを、
今も、おぼろげに記憶している。
言葉の一字一句は定かではないが、
内容はだいたい以下のようなものだった。
◆◇◆◇
クラスでも会社でも、
まずはその中で 4 位を目指してみる。
いきなりトップ 3 を目指すのは、
少々難しいにしても、
4 位以下なら
案外、皆ちょぼちょぼで─、
またみんな、やっぱり競争はしんどいから、
とりたてて努力もせず、
ぐだぐだしていたりする。
その中で一歩抜け出すのは、
ちょっと頑張れば、案外簡単だったりする。
そして─、
4 位に躍り出れば、
トップ 3 は、射程距離に入っていたりする。
◆◇◆◇
確かに─、
「 4 位 」
というのは、そういう意味では、
なかなか魅惑的な順位だ。
1 位でもなく─、
2 位でもなく─、
3 位でもなないが─、
それでいて 「 上位 」 の範囲には含まれる。
そんな順位─。
「 4 位 」
王者として、
常に下から狙い撃ちにされることもなく、
それでいて、堅実なポジション。
そんな順位。
「 4 位 」
それなら、何だか手が届きそうな、
気がしてくるから不思議である。
少なくとも、ネット副業や、在宅ワークで、
本業や、育児、介護などとの両立をはかりながら、
ビジネスに取り組もう考えている者にとっては、
いや、それ以外であっても…、
まずは、飛び越えられるバーの高さから始めるのが、
賢明である。