灯りを消して眠りに就く

断酒してるとなかなか寝つけない

眠れないからヒツジを数える
なんてことはしない



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うつらうつらすると

今を待ち侘びていた
妄想のカケラたちが
新たな芽を息吹き
フワリと飛び出す


辺りを好き勝手に
飛び回っては
一つずつ戻り
また飛び出してゆく


何を目指してるのか
どこに向かってるのか
知らなくていい
好きにすればいい


全てのカケラが収まるまで
どれくらい時間がかかるのだろう
時々そのフレーズが
意識を引っかく


どうせどうでもいいことなのに
気になって
目が醒めてしまう
気になると
書き留めておかないと
落ち着かない


そんなやりとりが
あってもなくても
目が醒めてしまう


こうして
夢と現のあいだを
行ったり来たり

まだ夜は始まったばかり


でも
ゆっくり
おやすみなさい