ちょっと前の事ですが、備忘録として残しておきます。

今年の2月に不妊治療で通っていたクリニックでNTの厚みが指摘されました。
それは、1回限りのことで、その後の診察では特に何も指摘されなかったのですが。

ただ、仮に消えてしまっても、妊娠12週の時期にNTの厚みが1回でも見られるということが問題なので、新型出生前診断(NIPT)検査をしてみたいと思っていました。

というのは、NIPTは私が第一子を妊娠していた2013年4月に臨床研究がスタートするとニュースになり、その時から興味があり、調べていたものでした。(前回は年齢対象外だったので諦めました)

今回は検査対象の年齢になっていたのと、妊婦検診をしてもらってる大学病院の系列病院がNIPTを実施しているので、2月末に検査をしてもらい、3/14に結果を聞いてきました。

結果は13、18、21トリソミー全てについて陰性。
陰性の精度は99.9%の確率で正しいそうです。 

正直、安心しました。
そして、嬉しくて一人でつばめグリルでランチをしちゃいました。



↑食べかけですが(笑)

NIPTについては、賛否両論色々あると思います。
否定の意見がいる事をわかった上で、私の意見を書きます。

今回、NIPTを行ったのは、もしNIPTの結果が陽性で、確定診断の羊水検査でも陽性だったら、
中絶をするつもりでした。

というのは、我が家ではダウン症の子供(しかも双子)を育てられないと思ったからです。

我が家は共働きです。今は切迫流産中の寝たきりによる体力低下で仕事を休んでいますが、妊娠前はフルタイムで働いていました。出産後は育児休業を経て復帰する予定になっています。

特にフルタイムで働いていた時は、実家の助けがなくては生活できませんでした。

息子は幼稚園に通っていて、朝8時半にバスの迎えがきて、昼の14時半には帰ってくる。
対して、私は7時前には出勤、帰宅はどんなに早くても18時でした。
その間、息子を見てくれているのは実家です。

母は優生学思想の持ち主で、私が子供の時から障害者に対する批判が大きかったです。

第一子を妊娠していた時、母は、

もし、障害を持った子が産まれたら、私がビルの上から子供と一緒に飛び降りてあげる。

とまで言ってました。

冗談ではなく、本気で言っている母が正直、怖く、特に何の障害がない子供が産まれたときは本当に安心しました。

もし、今お腹の中にいる双子が障害を持って産まれたら、きっと、母は本当に実行に移すでしょう。

そして、母の事も心配ですが、産まれてくる子達のためにもフルタイムの状態で仕事を続けることは出来ないと思いました。

将来、障害を持った子を育てる不安、仕事を諦めたくない気持ち、そしてなにより今いる息子に私達が死んだ後に双子達の重荷を負わせたくないと思いました。

せっかく4年近くもかけて不妊治療のクリニックに通い、妊娠した子供を諦めてしまうことに、矛盾を感じました。

でも、残酷だけど、産まれてくる子達より、今の私達の生活を守ることが大切だと思いました。


NIPTの検査を受けるには、夫婦でのカウンセリングが必要なのですが、カウンセリングを受ける前から、どうするかは決めていました。
先生も私の意志が固いことを察したのでしょう。
特に反対することなく、カウンセリング当日に血液検査を行い、その2週間後に結果を貰いました。

かかった費用は21万円。
それは決して安くはない金額ですが、私には安心料として払うに値する金額だと思いました。


先月のニュースで、新型出生前診断(NIPT)は臨床研究を終え、一般診療に移行するよう日本産科婦人科学会が方針を固めたと報道されました。

今までと金額はほとんど変わらないようですが、検査を受ける際には、安易に受けずにしっかり自身の考えを持って受けてほしいと思います。