【福岡市推計人口】
158万2154人(2018年12月1日)→158万2368人(2019年1月1日)

ユニークな側面もある博多の「ロープウェー構想」。
博多駅から再整備計画が着々と進む
「博多港ウォーターフロント(WF)地区」までの
新たな公共交通機関として何が最善か?が検討されており
WF地区アクセス強化研究会、福岡市の有識者会議ですが
(座長は筑波大名誉教授である石田東さんという方)
最終会合が今月の9日にありました。
そして「博多~WF間はロープウェーを整備することが望ましい」との結論に。
ロープウェー以外にも
地下鉄、モノレールなど8案の交通システムを検討
輸送性、経済性、構造面などの16項目で比較した結果です。
博多駅とWF地区を結ぶ大博通りは約2kmほどありますが
整備費としてモノレールが369億円、地下鉄が700億円、
ロープウェーが101億円などとなり、ロープウェーが最も安くなると試算。
しかも、景観や輸送能力、車両基地の大きさなどの面でも高い評価を得ています。
不安や懸念点である落下物や風などの課題は
あると思いますが、風速約20メートルでも運行できるとして
「他の交通システムに見劣りしない」という評価も得ています。
これで計画段階に進みます。
新たな交通機関は急務です。必要不可欠です。
WF再整備事業完了後には交通量が現在の1日約5万6000人から
なんと約16万人に増えるとの予測。
3倍です。
このロープウェーにより1日片道2万人程度は輸送可能。
座長いわく
「ロープウェーの実現はWF再開発の前提条件となっており、
市民の皆さんとコミュニケーションをとって検討してほしい」と
福岡市に注文しています。
ここは我々
福岡市民がしっかり考えてやらないといけませんね。
http://www.newnest.co.jp