福岡の魅力ある情報をお伝えする、nestpia nestのふくおかNEWS。

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さすがに1月、寒いです。
今週は冷え込むという予報もでておりますので
防寒対策、しっかりとなさってください。

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さて、1月の上旬末頃になりますと
博多では恒例の、と言いますか決まりごとの行事があります。
それは「正月大祭」です。
なんの?と思われるでしょうが
「十日恵比須神社の!です。

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毎年1月8日から1月11日まで
十日恵比須神社にて正月大祭が執り行われます。
七福神でもありますように「えびす」さんは商売の神様。
話によれば毎年100万人を超える参拝客で賑わうそうです。
確かに商売繁盛のご利益を授かるために、
多くの参詣者でごった返します。


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参詣される方が行列をつくるのも当たり前の光景です。

なかなか自分なりに見所というか
楽しみなポイントも多く、少し知っているところを
ご紹介させていただきます!

まず、やはり「福引き」!

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その年の運試しに、福引きを引くのですが
世話人の「大当たり〜!」の声が響きますと
福笹と一緒に、熊手・満福うちわ・福暦・干支・小判・目出鯛・そろばん
などなどの景品をいただけます。
縁起の良いものばかりを一緒に渡してくれて
必ず皆様に福が授かるようになっているとか。

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こいつは春から縁起がいいわい!ってことですね。
何が当たるか楽しみな一つ。

次に「徒歩詣り(かちまいり)」

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これは博多券番と言われる博多の芸妓さんたちが
宵えびすと言われる1月9日、午後3時頃からになると思いますが、
島田髷に稲穂のかんざしをつけ、紋付正装で参拝。
1年中の開運、商売繁盛を祈願します。
芸妓衆の艶やかな姿に大勢の参拝客の目を引く行事です。

そして最後に「裏えびす」です。

参拝客の行列を見ますと
本殿に参詣する行列以外に、本殿の裏にも行列があるのご存知ですか?

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そもそも、この神社の起こりは天正19年(1591年)に
武内五右衛門という博多の商人が
正月の参拝帰りに浜辺で恵比須様の像を2体拾い上げ、
その地に社殿を建てて祀ったところ
家運がぐんぐん伸びたという故事から来てるとか。

で、十日恵比須神社はご本尊として
商売繁盛の神である、恵比須様「事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)」と
縁結びの神である、大黒様「大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)」、
二柱一組で祀られています。

どこにあるかといいますと、本殿の裏側にある2つの小さな石像
こちらがこの神社の本当のご本尊なのだそうです。

本殿より、こちらの方がご利益が強力だという方も多く
参詣者の方も多いです。

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博多の風物詩「十日恵比須神社」の「正月大祭」。
小ネタを3つほどご紹介させていただきましたが
「正月大祭」は1月11日まで行われておりますので
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。


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