再建二百二十年記念 社殿境内整備植樹(川中神社) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

 

前回も掲載した小串光国稲荷神社の写真です。

記事は↓こちら。

 

 

元々、当地には「権現さん」と呼ばれた祠がありましたが、

1771年に川の上流に遷座したそうです。

 

その時に遷座した権現さんは「新宮大権現」と呼ばれましたが、

更に1822年に遷座。

明治2年(1869年)に改称し、「川中神社」になりました。

 

 

その川中神社です。

国道191号沿いにあります。

 

一般的に、神社は南向きか東向きなのですが、

この神社は西向きです。

おそらく日本海側に向けて建てられたのでしょう。

かつて北前船は、この沖を通る時には帆を降ろし、

航海の安全を祈ったとか。

(よく考えてみたら、西向きの神社は他にも何社かありました。)

 

 

拝殿内に飾られている「新宮大権現」の神額。

1860年に造られたものです。

 

そして、前置きが長くなりましたが、今日ご紹介する石碑は↓こちら。

 

 

拝殿向かって左、手水舎の横に建てられている

「再建二百二十年記念 社殿境内整備植樹」の碑です。

1771年の遷座から220年後である、

平成3年(1991年)に建てられたものです。

 

場所は↓こちらです。