御即位記念碑(秋根上町民館)、皇太子殿下御手播松(同) | ねりえ日和

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秋根上町民館。

先日ご紹介した「若宮神社趾」の碑の背後に建てられている

「御即位記念碑」です。

大正天皇の即位を記念して、

大正4年(1915年)に建てられました。

 

 

 

そのすぐ脇にある「皇太子殿下御手播松」の碑です。

大正15年(1926年)に建てられたものです。

おそらく、元々は勝山小学校の校庭にあったものだと思われます。

 

 

大正15年、当時の皇太子(後の昭和天皇)が

以前ご紹介した「勝山小学校跡」の碑の場所にあった

勝山尋常高等小学校を訪れた際に、松を植え、

それを記念して碑が建てられたそうです。

 

碑は、昭和32年(1957年)の小学校移転後、

校舎を引き継いだ勝山公民館が受け継ぎ、

昭和48年(1973年)に同公民館が現在地へ移転した際、

一緒に移転したはずなのですが、

現在、同地にはこの名称の碑はありません。

また、逆に、以前からこの地にこの名称の碑が存在したことも

確認できませんでしたので、

勝山公民館にあった碑が、いつの頃かに何らかの事情で

現在地に移設されたものなのではないかと思われます。

 

 

場所はこちらです。