老僧岩 これより上一丁半 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

下関市小野。

老僧バス停から内日方面に向かうと、

 

 

老僧岩と書かれた看板と、鳥居があります。

 

その先左手に碑が建てられています。

 

 

「老僧岩 これより上一丁半」と記されています。

 

 

老僧岩は、地蔵菩薩が祀られている霊験道場で、

約650年前に、五百羅漢の一体が突如現れた場所だと

伝えられているそうです。

 

 

碑の場所はこちらです。

 

 

さて、1丁(=町)は約109mなので、

老僧岩までは、ここから150mちょっとということですねo(^▽^)o

 

なのですが……あれ?

 

 

目の前にお地蔵様などを祀るお堂、

そして、その奥には拝殿が……(・・;)

 

岩自体は、↑この参道を登った先にあり、

以前は、お堂や拝殿も岩のところの境内にあったのですが、

数年前に移築されたようです。

 

ねりえはそれを知らず、参道である山道を登る気まんまんで、

老僧岩を訪れました(;´▽`A``

 

 

しかし!

 

老僧岩そのものは山道の先じゃん!(`・ω・´)

そこの周囲に碑があるらしいじゃん!!(`・ω・´)(`・ω・´)

行かないと碑の写真撮れないじゃん!!!(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)

 

というわけで、行けないこともなさそうなので、

予定どおり参道を登ることにしましたp(^-^)q

 

 

 

お地蔵様の台座に「明和二年」の文字が。

明和2年は1765年。今から251年前です。

 

 

 

少なくとも、ねりえが訪れた時(今年5月)の参道はこんな感じ。

 

 

 

トンボさん、こんにちは。

 

 

 

丸太が参道を遮っておりますが、構わず進みます(`・ω・´)

 

 

 

お地蔵様がいらっしゃいました。

台座に記されている年は享保元年。

1741年なので、今から275年前ですね。

 

 

 

先に、石造りの階段が見えます。

 

 

 

かつての拝殿前に着きました。

老僧岩はその奥にあります。

 

 

旧拝殿周辺の様子は次回以降にご紹介します(^O^)/

 

 

〔訂正(平成28年8月26日)〕

「享保元年」は1716年、今からちょうど300年前でした。

寛保元年と勘違いしておりました。

失礼いたしました(>_<)