東行庵にある横山白虹・房子夫妻の句碑です。
横山白虹
「梅寂し 人を笑はせ をるときも」
横山房子
「欄に 尼僧と倚りぬ 花菖蒲」
横山白虹は北九州で活躍した俳人・医師。
祖父は、松下村塾塾生で、大津郡長等を務めた横山幾太郎、
父は、評論家の横山健堂です。
(幾太郎・健堂については
横山健堂顕彰碑の記事 でもお話ししました。)
白虹は俳人・医師として活躍するのみならず、
北九州市誕生前の小倉市議会における議員や議長、
全国市議長会副議長を歴任。
また、北九州市誕生の際には、北九州市文化連盟会長に就任、
現代俳句協会会長も務めました。
白虹夫妻の長男・横山哲夫氏は元長崎大学学長で科学者。
俳句にも造詣が深く、
長崎原爆忌平和祈念俳句大会会長も務められています。
四女の寺井谷子氏も俳人で、
かつて父が会長を務めた現代俳句協会において
副会長を務めています。
句碑の場所は東行庵のホームページ でご確認いただけます。
