東行庵の贈正四位高杉君碑 の隣にある碑です。
「贈正四位福田君碑」と書かれています。
これは、福田侠平(公明)の顕彰碑で、
山縣有朋が碑文の撰文をしています。
福田侠平は高杉晋作と大変仲が良かった人物です。
奇兵隊参謀を務め、
晋作が最も信頼した男とも言われています。
この碑と、贈正四位高杉君碑とは、
同時に建立の話が出たそうなのですが、
この碑の方が贈正四位高杉君碑よりも小さく、
その分早く完成してしまいました。
谷梅処(晋作の愛人・おうの)が
「旦那のが来ない」と待ちわびたのは、それが理由です。
場所は東行庵のホームページ でご確認いただけます。

