昨夏の猛暑の中で一度だけですが、フロントブレーキの握り代が大きくなってしまったヤマハXJR1200ですがエア抜きをした後は症状が出ません。
まあいいか、とも思いますが部品は買ってあるのでそれももったいない気がします。
そこで暇つぶしにマスターシリンダーのO/Hをすることにしました。
ガレージから自宅前まで移動します。
マスターシリンダーのインナーパーツだっていつ交換したか分かりませんものね。
少なくとも僕は一度もやっていません。
ブレーキフルードを空にしてマスターをハンドルから外します。
外したマスターはウエスを敷いた上で分解をします。
「ウエスの糸くずがぁ~」という方もいますが残ったブレーキフルードで机が汚れるよりはいいです。どっちみちエアで吹くしね。
インナーパーツを出すと注文した部品と形状が違います。車体番号で検索して注文したので部品統一かマスターシリンダーごと代わっているのか
ピストンは再利用してラバーだけ交換しましょう。ちなみにパーツリストのイラストは古い方のピストンが描かれています。
スプリングは逆に入っていたのでイラスト通りに組みました。
うーん、点検窓にヒビが走っているなぁ。点検窓だけ交換できるみたいだけれどちょっと怖いしなぁ…。
ハンドルにマスターシリンダーを付けてブレーキホースを付けます。ブレーキホースはマニュアル通り30Nmで締めました。
銅ワッシャが新しいといかにもメンテナンスしました、って感じで気持ちがイイですね。
あまり得意ではないエア抜きをします。
こんな時にワンマンブリーダーがあったらいいなと思いました。そんなに高価ではないけれどこれ以上物を増やすのも考えものだしね。
しっかり握り代が出てブレーキの整備は完了です。
ついでにクラッチのフルードも交換してエア抜きをしました。
ビキニカウルを外したついでに(ついでばかりですね)ヘッドライトのバルブを交換しました。
どうも、僕の所有バイクとは相性が悪いLEDバルブですが無駄にするのももったいない。
そこでXJRに使ってみます。
これで光軸が出なかったり光量が足りなければまたハロゲンバルブに戻せばいいや。
これで完成です。
また暇な時に民間予備検査場かモトラッド平塚で光軸を合わせてもらいましょう。
備忘録として25,781kmでフロントマスターO/H。
XJRはお気に入りなのでまだまだ乗りますよ。