今日は午前中、ネパールでボランティアをしている知人がセンターの見学に来た。
誰か見学に来ると少し張り合いが出るセンター。
しかし、今日は全く駄目。
「アルチーラギョ」(めんどくさい・・・)
とはっきり先生達に言われ、お手上げ。
せっかく見に来てくれたのに・・・。
校長先生は研修でスイスに行けることになり、もう有頂天!私のやってる「小さな仕事」には興味がない。
すると、午後、センターにプラティバさんが来てくれた。
彼女は日本で障害に関することを勉強され、かつネパールで実践されている尊敬すべき人。
彼女の凄いところは、アメリカンドリームみたいな大きな夢を描かず、出来ることを忠実にしているということ。
とても忙しい中、時間を作ってセンターを見学に来てくれた。
そして、やる気のない先生方を見て、私の苦労を感じ取ってくれた。
座ったまま、立とうともしない先生に一緒に呆れてくれた。
ノルウェーからの支援で買ってもらったスパイスを作るマシーンも、使っているのは利用者ではなく大人達。しかし、ドナーにはまるで利用者が使っているかのような写真を写し報告する。そんな実情すら全て私が話さなくても解ってくれた。
イライラのピーク。
でも、やっぱりその気持ちに気づいてくれたのもネパール人だった。
私が日本に帰国したのち、研修でプラティバさんも日本に行くことになった。
是非日本の職場を見てほしい。それが実現しそう。
彼女が、地道な活動を続ければきっとネパールの未来は明るい。
プラティバさんありがとう。