黒バケツ | ネパールの手帖

ネパールの手帖

平成22年6月から2年間、ネパールでソーシャルワーカーをしてきました。「ネパール日和」から「東京日和」へ。東京の空の下、ネパールで感じたことを思い出して記していきます。

カトマンズなどの大都市では外国人が暮らしやすいようなアパートがたくさんありますが、
地方ではそんなところなかなかありません。

日本人とネパール人の違い。いろいろあるけれど、

ヌハウネ問題。

ヌハウネ(水あび)です。

日本人は温泉大好き、お風呂大好きな民族。

どんなに小さなアパートでも今はシャワーやお風呂が付いていて当然でしょう。

しかし、ネパール人にとってヌハウネとはあまり重要なものではないようです。

我が家のシャワー用のガスが終ってしまいました。

つまり、あとは水浴びです、

しかし、まだちょっと寒いな。

とうことで

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黒バケツ

登場です!
黒は光を集めます。理科で習いました。
つまり、黒バケツに水を貯めて日に当てておけばお湯になるわけですね。

わお!単純だげどホッカホカ!

しかも、太陽で温められたお湯はなんだか芯から温まるような優しい温かさなのです。
これは日本に帰ってからも実践していきたいエコ技ですね。(あ、日本では日が出ているうちに自宅に帰れないか・・・)

ちなみに、髪の毛洗って、体も洗って。バケツ1杯のお湯で済んじゃいます。
しかし、友人が日本から来た女性に試してもらったとことバケツ4杯必要だったそうです。
今となってはどうやったらバケツ4杯必要なのか・・・わからない。
これも訓練の賜物かしら?!