東南アジア知的障害者支援会議 | ネパールの手帖

ネパールの手帖

平成22年6月から2年間、ネパールでソーシャルワーカーをしてきました。「ネパール日和」から「東京日和」へ。東京の空の下、ネパールで感じたことを思い出して記していきます。

今週はノルウェーのNGO主催による、東南アジア知的障害者支援会議がネパールの首都カトマンズで開催されました。日本からも大手NGOなどからの参加があり、盛り上がる1週間となりました。

昨日は私の配属先が会場となり、知的障害などの基礎知識の講座がノルウェー人ボランティアによって行われました。全て英語の文字のみのプレゼンテーションにネパール人みたいだ!と驚いたものの、ネパール人には親近感があったのか、真剣に聞き入っていました。

内容は、基本中の基本。

自閉症ってなに?

ダウン症ってなに?

脳性麻痺ってなに?

と言ったもの。

また、シンプルな作業療法の紹介もありました。
参加者からも質問が多く出たり、うちの子はこんなだ!などという意見交換もあり、盛り上がりました。



また会議が開催されたShangri-laホテル(ネパールでは高級ホテル!)で最終日は世界障害者Dayのイベントが開催されました。ゲストにはネパールの有名俳優さんもいらっしゃり(映画のポスターで見たことある!)、盛大に(?)盛り上がりました。
$ネパールの手帖

子ども達のダンスや
$ネパールの手帖
$ネパールの手帖

ノルウェーボランティアのクリスマスソングのプレゼント
クリスマスもサンタクロースも知らない子どもたちはポカーンとしていましたが、私たちは楽しませていただきました♪
$ネパールの手帖


JICAボランティアチーム“スンダリケタホラ?”(綺麗な男の子でしょ?)によるヒンディダンス!隊員総会で盛り上がったため依頼しちゃいましたが、やっぱり可愛かった☆しかし、ネパール人達は「男?女?」「ホモセクシャルなのか??」など質問攻め。盛り上がると言うより、こちらもキツネに抓まれたような顔で見ていました。地方隊員さんにも来ていただき助かりました!感謝感謝!
$ネパールの手帖

人ごとのようですが、人ごとではありません・・・

このイベントで、私もネパールダンスを踊ったのです!子どもと一緒に踊る予定が、子どもがダンスを覚えきれなかったため、急遽ダンスの先生と二人で踊ることに!しかも、前日、当日と先生がギリギリまで来ず、ほぼぶっつけ本番状態でした。とはいえ、2週間ほどセンターで練習をしていました♪当日着るはずの衣装がない!ハプニングもありましたが、もしもの為に持って行った自前のシェルパドレスで踊ることになりました。(持って行かなかったらどうなっていたことやら!)

ネパール風メイク(ギョ!!)にネパールの山岳民族の衣装に身を包み、踊ってきました。
$ネパールの手帖
$ネパールの手帖

ダンス隊員じゃないけど、皆喜んでくれたし、何より、これを機に心開いてくれた利用者さんがいて、本当に嬉しかったー。「お母さん!この人がユキだよ!!」とお母さんを紹介されたり。こんなメイクのせいで、いちいち「日本人です。ネパール人ではありません。」と言ってまわたり・・・
$ネパールの手帖

まさか、Shangri-laホテルでネパールダンスを踊ることになるとは・・・
いい想い出です。彼ら、普通の日本男児です。子どもいる人もいます。しかし、かわいい。。。
$ネパールの手帖

ネパールNO1俳優。日本で言う福山雅治・・・?同僚がキャーキャー言っていました。たしかに街中にこの人のポスター多い。
$ネパールの手帖