発達障害のある娘のまるが幼稚園時代から私を支えてくれた友だちがいる。
その彼女はもはやママ友付き合いを超えて、私の親友とも言えるほど。

だけど、いつも彼女が羨ましかった。

私自身、子育てを始めてから悪口や陰口を言われることが多かった。周り回ってそれが私の耳に入ってくるたびに打ちのめされたな〜。
親友は彼女の人格もあるだろうけど悪口や陰口なんて言われないし、むしろ彼女と仲良くしたいと近寄るママの群れ。

何が違うんだろう?

答えは分かりきってる。

子どもが人気者か、嫌われ者か、の違い。

彼女の娘はスラリとしてかわいく、賢くて、みんなに好かれる人気者。人気者のお母さんは嫌われる事なんてないの。

かたやまるは発達障害があるからみんなの輪に入るより1人でいたいし、頭も悪くて、みんなの当たり前はまるの当たり前じゃないから、異端児なのね。周りに人がいない我が子を幼稚園、小学校、中学校と見てきたのは本当に辛かった。
参観日や行事で学校に行くのだって嫌だった。決まって私は悪口言われたから。

あの子のお母さんてどのひと?
ちゃんと教育してるの?
発達障害なんちゃうの、おかしいやろ!
それならそれで支援学級行けばいいのに

変わってる変わってる変わってる。

変わってるって、謝らなきゃいけないことなのかな?そうじゃ無いっておもいたいけど、私はいつもペコペコ頭を下げてきてしまった気がする。

子どもの出来で、悪口を言われる母親から、みんなから人気者になる母親かが決まるの。

そんな世の中こんちくしょー!!って思うけど、我が子の発達障害は治るものじゃない。治るなら障害なんかじゃないんだもの。

私だって悪口とかかげ口言われたくないし、ペコペコ頭下げるようなことしたくない。

堂々と1人の人として生きていられたらいいのに…。

もう小学のころのことなんて昔のことなのに
トゲが心に刺さったまま、浄化されずにいる…。