シュタイナーのエーテルの力と物質の力:エーテルと氣:天=陰陽球、太陽=MP1,地球=MP2 | Resurrection : 復活の森:ヤポネシア、夜明けと目覚めの光復:GP陰陽哲理学Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience

シュタイナーのエーテルの力と物質の力:エーテルと氣:天=陰陽球、太陽=MP1,地球=MP2

シュタイナー霊学のエーテルとは、氣に実に似ている。エーテルをシュタイナーは生命原理としている。
 しかしながら、それとは別に、アストラル体を考えていて、それは、動物的なもの、感情・欲望であるとしているのである。(この捉え方には違和感があるが今はこれ以上言及しない。)
 エーテルないしエーテル体に限定すると、シュタイナーは生命体は、宇宙からの力であるエーテルの作用を受けるが、同時に、地球の物質の力の作用を得ていると言う。つまり、天の力(エーテル)と地の力(物質力、おそらく、重力)の相互作用によって生命体が成形されると見ているのである。
 天と地の対極性によって、生命現象が成形されるとするのである。
 しかしながら、私の太極PS陰陽論から見ると、生命現象は、氣の原理に拠るのであり、陰陽極性の氣の原理から成形されるのである。
 とまれ、シュタイナー霊学とPS陰陽論をすり合わせるならば、前者の天の原理(エーテルの力学)とは、後者の陰陽円=氣の円に即すだろう。
 また、前者の地の原理(物質の力学:思うに重力)は、氣陰陽方程式(陰凹i*陽凸i⇒±1)の⇒±1ではないだろうかと思う。ただし、+1は植物的物質現象であり、-1は鉱物や動物的物質現象を意味する。
 否、そうではない。地の原理は原点のMP(メディア・ポイント)に存すると思う。⇒±1は逆に天の方向を意味すると思う。
 以下の『海舌』氏の人間認識図(要大修正)のガウス平面の原点がMPである。
 
   『海舌』氏による人間認識図(要大修正)

    

  氣陰陽ガウス平面図
(本ブログの管理者)

            陽凸i
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-1_______MP_______+1
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            陰凹i


私は陰陽円=氣円をガウス平面と直交すると見ていて上図においては、三次元になるのであるが、+1や-1を天の方向と見ると、ガウス平面の単位円(上図の氣陰陽ガウス平面図では画かれていない)も陰陽円=氣円と見ることができそうである。
 思うに、以前述べたが、陰陽球=氣の球を考えるといいのではないだろううか。
 しかしながら、無双太極を考えると、陰陽球=氣の球を超えたその領域があることになる。それを太極球と見るのか、否かである。
 思うに、氣陰陽ガウス平面図(簡略化して、陰陽ガウス平面図)におけるMPに重なるようにして、太極点が存するのではないだろうか。無双太極点が大根源Ⅰとしてあり、それが、陰陽球=氣の球を形成する。これが中根源Ⅱである。そう、陰陽球=氣の球がコスモスではないだろうか。とりわけ、プラトンが説いたそれである。しかし、このコスモスは当然、不可視宇宙である。いわば、ダーク・コスモスである。(ダーク・マターやダーク・エネルギーをここから導き出せると思う。)
 そして、この氣の宇宙から、可視の宇宙現象、生命現象が生成発現すると考えられるのである。この可視現象の根源はMP(虚軸上のMP1から実軸上のMP2へ移行する)であり、小根源Ⅲと言えよう。
 結局、以下のように図式化されよう。

Ⅰ:無双太極:大根源:原MP


Ⅱ:陰陽球=氣の球:中根源:
  コスモス(不可視宇宙:
  ダーク・コスモス)

Ⅲ:MP:陰陽ガウス平面の
  原点:小根源:生命宇宙
  (可視宇宙:宇宙生命体)



太陽であるが、それは一見、MPに存するように見える。しかし植物、樹木が天へ向かうことを考えると、太陽はMPというよりは、陰陽球=氣の球に属していると見るべきではないだろうか。そう、だから、太陽はMP1(陰陽ガウス平面上の虚軸の原点)に存すると考えられる。
 そして、地球であるが、それは、MP2(陰陽ガウス平面上の実軸の原点)に存すると思う。
 いわば、太陽と地球は双子のようなものと考えられる。
 今はとりあえず、ここで留めたい。