【朔旦冬至とやぎ座の物語】
 
22日10時36分やぎ座で
新月を迎えます。
 
22日は朔旦冬至も重なる
スペシャルな新月です。
 
朔旦冬至は
旧暦の十一月一日(新月)と冬至が
重なる日です。
 
暦は冬至を起点にして
計算されています。
その冬至を含む月が旧暦の11月です。
 
そのため11月が暦の
始まりの月になるのですね。
 
そのため旧暦の十一月一日と
冬至が重なるということは
暦が本来あるべき姿に戻った
とてもおめでたい年として
この日を祝うようになったと言われます。
 
冬至は宇宙時計と地球時計が
そろう日。
 
そして、新月は地球時計と
わたしたちのこころがそろう日。
 
つまり、22日新月は
わたしたちのこころと
地球意識と宇宙意識が
ゾロ目のように並び
道が開く日となります。


 
さて、この新月は
やぎ座で起こります。
 
長くなりますが
やぎ座の物語をご紹介します。


 
【やぎ座の物語】
 
 
やぎ座というと、下半身は魚、
上半身はヤギの姿が印象的です。
 

あの姿は、牧神パーンが テューポーンに
襲われた際にびっくりして
上半身が山羊、下半身が魚の姿になって
ナイル川へ逃げたお話が有名です。
 

なんとも情けない姿で
描かれることの多い牧神パーンです。
 

やぎ座は成功、目標達成へ向かうことへ
パワーをくれますが 牧神パーンの姿からは
「成功」「目標達成」のパワーが どこにあるの?
 

という感じです。
物語は、時代とともに移り変わっています。
 

この物語の原型の物語をご紹介します。
 

 
物語を追って、
時代をさかのぼるとこの物語の原型は、
遠くシュメールやメソポタミアで
最も愛された神の
「エンキ」 であることがわかります。

 

エンキの象徴が
「鯉(コイ)」と「ヤギ」でした。
 

やぎ座は上半身ヤギで 下半身が魚ですよね。
 

つまり、もともとやぎ座の 象徴は
エンキだったことがわかります。
 

エンキは、生命と回復を
つかさどる神とも言われ
時間を超越することのできる力を持ち、
高潔で衝動的でエネルギッシュな知識の主、
ユーモアがあり
真理の探究者、魔術、
魅惑の熟達者とも言われていました。
  

そのときの支配神エンリルが
地上に増えた人間をほろぼそうと
世界に洪水を起したとき、
人々に生き延びる智恵を
さずけたのがエンキだと言われます。
 
またその時、
エンキは 若い神々の代表に選ばれ、
神々の王エンリルの怒りを静め
世界に平安をもたらしたとも言われています。
 
あらゆる神々の特性を備えているエンキは
あらゆるシーンの解決役を引き受け
そのシーンに一番合う自分の能力を使い
権威者を恐れず上手に
時にはユーモアを用い
ものごとを解決し、
目標を達成していきました。
 
その姿は、最も愛された神として
描かれています。
 
 
 
エンキは自分があらゆるシーンで
全体を見ながら
どうふるまい、何をするべきか
よく知っている神ともいえます。
 
それは、一見遠回りな方法でも
結果的に目標を達成する方法であり
成功へつながっています。  
 

地味な印象のやぎ座ですが
本当はエンキのように
パワーと魅力、才能に満ちています。
 
 
長い歴史の中
やぎ座のパワーは
物語によって書き換えられてきました。
 
 
今回の新月は
やぎ座のパワー解禁日。
 
本来のやぎ座に戻る日です。
 
 

2015年

自分の能力を発揮することを
怖れることなく
愛で生きる存在へ。
 
 
 

 

 
  
◇◇◇
いつもありがとうございます。
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 ルミナ