自分の感情や考えを判断するのではなく
ただ通過していくのを「観る」ことを意識してみてください。

自分の思いをただ見る。

今、もし
悲しみや苦しみ、批判や判断が湧き起っていましたら
それらが過ぎるのを待ってみてください。

それらは、お天気のようなものです。
雨の日もあれば、雪の日、嵐の日もあります。

それらに善悪、正しいとか悪いとかはありません。

そんなときは、家の中でできることをしながら
過ぎるのをただ待つ。




感情の波に翻弄される人は、実は、とても忍耐力があります。
吹き荒れる嵐の中に身を晒すことに忍耐力を使っているのです。
また、これは家の外のことを心配して飛び出していってるようなものです。
これも、実は、行動力があるのです。

こうした方たちは、自分には忍耐力や行動力がないと思い込んで
いる方が多いですね。

そうしたことが起こるのは、その体験をしたいという欲求
(忍耐力や行動力を学びたいという魂の欲求)からきます。
忍耐力や行動力の使い方を学んでいる状態が長く続くと
みなさん、その体験の中毒になってしまい、なかなか抜けることが
できなくなってしまいます。

もし、今あなたが苦しみや悲しみの中にいるとしたら
それは、あなたに忍耐力と行動力がある証拠です。

どうぞ、ご自分に忍耐力と行動力があるんだと認識してくださいね。

少し、使い方を変えるだけで生きやすくなりますし
その忍耐力や行動力をしあわせの種まきや種を育てるために
使っていけば素晴らしい世界がひろがっていきます。


忍耐力を嵐の中に身を晒すことに使うのではなく
嵐の日は家の中で嵐が去るのを待つことに使ってみてくださいね。

何かしようとしなくても大丈夫です。



過ぎるのを待つ。

雨の日は雨音を聴きながら。