医療にホリスティックケアを広めたいナースの日記

医療現場に、心の治癒力や温かな関わりを伝えるため、
アロマセラピーなどのホリスティックケアを広めたいナースのひとり言です。
人に寄り添う伴走者としてのセラピストの役割を伝えます。
セラピストのネットワークを作っていけたらと願っています。


テーマ:
誤嚥性肺炎予防に,黒胡椒精油が効果的と

2006年に東北大大学院老年病態学チームによって発表されました。

嚥下能力の低下が認められている宮城県内の老人保健施設での研究では

平均年齢85歳の男女入居者105人を各グループに分け、1か月間

毎食前にブラックペッパー精油、ラベンダー精油、水の匂いを嗅いでもらったら

嚥下に当初16秒かかっていたのが、黒胡椒精油のグループは平均約4秒と大幅に改善されたそうです。



ブラックペッパーの香りで、脳内の神経伝達物質サブスタンスPが増加し、

唾液が分泌され、嚥下障害が改善がみられ、誤嚥性肺炎の予防になるとの報告でした。


 「貼るアロマ」として、ブラックペッパー精油の香りのパッチが商品化されています。

30枚で3800円、1日1シート貼るのだそうです。


この黒コショウの香りが嚥下に役立っているのではないかと分かったのは

介護施設の職員さんの

 「うまく飲み込めない入居者様が、ラーメンだと上手に食べるんだよなぁ」

というつぶやきがヒントだったそうです。


その入居者さんは、ラーメンに胡椒を振って食べていたそうで

ラーメンの温度刺激と、胡椒の香りの効果が相まって誤嚥を防いでいたようです。

ちょっとした変化を観察していた職員さんもすごいですが

この言葉を見逃さず、胡椒かも・・・と香りにターゲットを当てて

研究された先生たちも、素晴らしいですね~ニコニコ


こんなコラムが紹介されているのが

フレグランスジャーナル社の

『デンタルアンチエイジングとアロマセラピー』 千葉栄一先生です。




デンタルアンチエイジングとアロマセラピー―香りの多様な働き・作用で美と健康をサポートする (香.../フレグランスジャーナル社

¥1,995
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精油の科学的な側面を知りたい方には

たくさんの精油の研究が掲載されていて、頼もしい1冊ですよ~アップ

高齢化社会で、抗加齢医学の分野も発展し

歯周病や、誤嚥性肺炎が高齢者のリスクであることから

ドライマウスや、嚥下の改善になるアロマセラピーが発表されたことは

とても大切なことだと思います。

嚥下に関しては、体温に近い温度が一番むせやすく、誤嚥しやすいことがわかっています。

37度以上の熱く感じるものか、冷たいものほど嚥下を誘発するような仕組みになっているそうです。

温度感覚を刺激するのが良くても、嚥下障害のある人に、熱いものを食べさせるのは

介護施設によっては、叶わない場面も多いですね。

温かいものは、温かいうちに、冷たいものは心地よく感じるように

美味しく食べてもらえるように工夫が必要ですね。



更に、温度の受容体を刺激することも研究が進んでいるようです。

熱いと感じるのは、唐辛子の辛味成分カプサイシン

冷たいと感じるのは、ペパーミントの主成分であるメンソール

それらの温度刺激と、嗅覚刺激を用いることで、嚥下を助けますニコニコ


食欲の秋

柚子や山椒、シソやきのこ類

香りのある食材をうまく取り入れて、食欲の秋の香りを楽しみたいですね~音譜
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