3歳の孫が公文教室に入ったようだ。

 

婿も公文教室から始まり、地元の名門中高一貫校に進学している。

婿は幼い頃は神童と言われていたのだが、日本を代表する大起業家を二人も排出している大秀才だらけのこの中高一貫校で、委縮してしまい、深海魚と化していた。

 

注) 成績がどん底で決して浮かび上がることのない生徒を受験界では深海魚と呼ぶ

 

だがそこは名門校なので推薦が効き、無事名門大学に進学し、東大に進学した先輩の引きで今の会社に転職し、大活躍している。

 

婿は小学生のとき、同級生に暴力を振るわれ、顔面を骨折し入院した。

そこで激怒した婿のお母様が私立中学に進学させることにしたのだという。

 

しかし、もしその惨事がなければ、今の婿はないわけだ。  

 

私もそうだったが、地方では県立高校が優秀なので、私立中学に進学させるのは挫折という感覚なので、余程のことがなければ、私立中学受験など考えることがないのだ。

 

婿も守られている子だと思うが、それにしても運命の女神様も、もう少し穏やかに道案内できないものかと思う。