近年の市町村合併で日本全国の村の数はずいぶん
減ったと思われます。念のため長野県の村を数えたら
35もありました。日本一だそうです。
村がたくさん残っているのは合併しても行政サービス効率が
向上しそうもない山国ならではの地理的条件があるのでは
ないかと想像してます。
つまり山国では移動に時間がかかり冬場などは困難
になってしまう。あちこちに支所を設け人を配置するの
では合併による合理化は期待できない、とか。
またそれなりに観光資源を持つ個性的な村が多く、
村であることが希少価値となりブランド化している面
もあってあえて合併しないという選択もありえます。
小谷(おたり)村とか大鹿村とか麻績(おみ)村
とか聞くと何か想像をかきたてられますよね。
みどり市とかさくら市とかいう無個性の名前じゃ
何の感興も湧きません。
歴史ある土着の地名を残すのはけっこう重要
なことと思いますけど。
移住してまもなく一年になりますがこれまで
行ったのは野辺山高原のある南牧村のみ。
35村すべて行ってみたくなりました。