不意に誰かに背中を押され


深淵の淵に立っていた私は落ちてゆく


自分の存在も見えないような闇の中


上も下もわからない


振り返っても


自分の立ってた場所も見えず


ただ落ちてゆく感覚だけは確かで


自分は何処まで落ちてゆくのだろう


底はまだ見えず


このまま落ちるだけならば


死さえも愛おしい

私の中心


私が行動する時の中心


私が想う時の中心


何時も一緒


何をする時も


何を想う時も


何時もアナタが私の中心


なんでこんなになっちゃったんだろ


アナタに会うままでの自分が思い出せない


このままアナタと一緒にいたら


アナタ無しじゃ生きていけなくなっちゃうよ・・・。

人から聞いたの

今アナタが帰ってきてるって

信じられなかった

ビックリした

何で?

どうして?

そんな事考えるより身体が動いていた


早く会いたい

早く会いたい


アナタに会えなくなってどれくらい?

仕方ないと思ってた

納得してた

・・・してたつもりだった

でも無理やり押し込んだ感情は

ふいにココロを暗くする


まだかな

まだかな


何時もはすぐ着く

駅までの道のりが長い

こんなにココロ動かすのはアナタだけ