木枯らしが吹いて一気に季節がすすみましたね。

 

小児科外来では胃腸炎やら風邪が蔓延しております。

 

ところで、10月くらいから、子供の乾燥性湿疹が増える季節です。

「冬場は空気もお肌も乾燥しやすい」ことはよく知られていはいるものの、まだ日中はあったかいしそんなに暖房をガンガン焚く時期でもないし、なんで10月から乾燥しだすのかなーなんて思っていた時期もありましたが、

子供を産んでから、ひとつの答えを見つけました。

 

それは、「入浴」です。

 

10月に入ったあたりから、朝晩は冷え出しますし、夏場はシャワーで済ませていた人も、湯船につかりだします。

夏場は40℃でもよかった設定温度も、41℃、42℃と高く設定されることも増えてくるかとおもいます。

お風呂でゆっくりあったまりたいので、どうしても入浴時間も長くなりがち。

子供たちも、久しぶりのお風呂ではしゃいで、おもちゃも珍しいのか、なかなか出てこない、なんてことも。

すると、脇腹だったりスネあがりがカサカサしだしてきて、そのうちボリボリ掻きだします。

あぁ~こうやって乾燥性湿疹に発展していくのだな~なんて、実感しました。

 

よく言われることですが、子供にとっては42℃でも熱すぎるお風呂。

40℃が適温と言われています。

どうしても40℃で沸かすと、お母さんにとってはぬるすぎてあったまれないし、子供たちが入るとさらにぬるくなってしまうので、41,2℃で沸かして一番風呂はお母さん、少しあったまったら子どもたちも入れてあげるのがよいでしょう。

そして、入浴時間は長くても15分まで。

それ以上入ると、角層がふにゃふにゃにふやけてしまい、お風呂あがりにより水分が逃げやすい状態になってしまいます。

 

そして、乾燥肌の子供さんには、お風呂上りに1回だけでもいいので、保湿剤を塗ってあげてください。

肌の強い子は市販のローションでも構いません。

ローションや軟膏の塗る量の目安は、人差し指の第一関節分の軟膏を、大人の両手のひら分の広さに塗布。(=FTUの考え方)

ちょっとべとっとする量ですが、それが適量です。

 

 

風呂上り直後からお肌から大量の水分が抜けだすので、なるべく早く(遅くとも5分以内)塗ってあげるのがよいでしょう。

 

 
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