肉食系大学院生(博士課程)の読書メモ -3ページ目

復習

たくさん本を読むことも大事だが、
学んだことをきちんと復習すること、
身につけることのほうが
もっと大事だ。

と最近思う。

インプット:アウトプット=1:1
くらいにすると最初から決めておいたほうがいいのかも。

思考の整理学


肉食系大学院生(博士課程)の読書メモ-思考の整理学

思考の整理学
外山滋比古
ちくま文庫

ーーーーー

以前読んだ本をもう一回復習してみた。
薄い本だけど、
内容は驚くほど濃い。

新しい思考を生み出すためには、
知識が多いにこしたことはないが、
それが整理されていないと熟成されない。
良い思考は生まれない。

頭を整理する技術。
新しいものを生み出すための頭の使い方。

1983年当時に書かれた本とは思えないくらい洗練された知の技法。
ちょっと古いなと思う部分もないではないけど、
何回も復習して実践すべき本。 

ーーーーー
ーーー

・思考の素材は寝かせることで熟する
・熟したテーマは向こうからやってくる
・テーマは複数あったほうがいい

  →考えるべきテーマのタイトルを複数メモしておき、定期的にリマインドするべし

・新しい発想を生み出す
・新しいことを考えるのに、全て自分の頭から絞り出すのは大変
・既存の考えの組み合わせ、並び替え、結びつけることで新しいものが生み出せる
・心がリラックス状態にある方がこの思考回路が生まれやすい

  →水平思考(ラテラルシンキング)と同じ発想だと思われる

・アナロジー(類似)を用いて説明することで、難解なこともわかりやすくなる

  →表現型が違っても内在する論理性が近いもの
    いわゆる「ネットワーク理論」を意識すると世界の情報量が小さくなる

・思考の整理とは、情報のメタ化(抽象化)に他ならない (重要

  →物事に内在する論理性を読み解くこと。(一次情報から二次情報)
  →複数の二次情報をさらに抽象化する概念(二次情報から三次情報)

・カード、ノートを用いた情報の整理

  →正直めんどくさい。マインドマップの方が洗練されてる?

・あるテーマに関する情報を集める方法
・テーマに関する書籍を集める
・一気に読む
・読み見終えたらなるべくすぐにまとめの文章を書く

  →まとめの文章を書くのがキーポイント

・アイデアの寝かせ方
・アイデアが浮かんだらすぐノートに記す(一次ノート)
・定期的に見返す
・見返してやっぱりいいと思うアイデアは別ノートに移す(二次ノート)
・寝かしていた間に膨らんだアイデアを文章にしてみる

  →アイデアは思い浮かんだ瞬間が命。すぐメモを取ることを心がける。

・二次ノートの記述の中で、さらに重要だと思われるものをメタ・ノートに移す
・熟成した考えをまとめてみる
・完成

ーーー

・知識の整理
・知識は多ければ多いほどいい
・いくら多くのことを学んでも、多くの未知が残されている
・しかし、ただ知識が多いだけではいけない
・知識が整理できているかが重要

◎考えがまとまらないときは?重要
・とにかく書いてみる
・人間の頭の中は、情報がバラバラな状態で平気で存在している
・書くことで直線的な思考になる
・聞き上手な相手に話してみる
・書いたものを音読してみる

◎考え事をしていてうまくいかないときは?重要
・ピグマリオン効果(人間は期待された通りに成果を出す傾向がある)
・ほめられると伸びる
・くよくよしているのが一番良くない
・ほめてくれるひとと話す
・良いところを見てくれる人と話す(見え透いたお世辞でもいい)

・ブレインストーミングに関して
  →「すごい会議」参照

これからの人間は、機械やコンピュータのできない仕事をどれくらいよくできるかによって社会的有用性に違いが出てくることははっきりしている。

  →この本が書かれた1983年当時に、この発想があったことに衝撃。まさにそのとおり。


聖☆おにいさん

肉食系大学院生(博士課程)の読書メモ-聖☆おにいさん

聖☆おにいさん
中村光
講談社

ーーーーー

最近あんまりマンガは読まなくなってしまったのですが、
高校生くらいまではものすごい量のマンガを読んでいました。
大学生になると、
マンガ→小説→専門書・新書と
重心がシフトしていったのですが
やっぱりマンガは好きです。

一番好きな漫画家は手塚治虫です。
日本人の基本ですよね。

この本は近所の本屋でたまたま見かけて、
面白そうなテーマのマンガだったので買ってみました。

ツボでした。

ーーーーー

ブッダとイエス

宗教界のビッグ2が
有給とって立川の安アパートでバカンス

庶民的な性格のブッダと
意外と遊び人なイエス

今まで抱いていたイメージとのギャップに悶え苦しみました。

個人的には、
二人のTシャツがツボです。