ブラフマンの埋葬 | 肉食系大学院生(博士課程)の読書メモ

ブラフマンの埋葬

 
肉食系大学院生(博士課程)の読書メモ-ブラフマン

ブラフマンの埋葬
小川洋子
講談社

ーーーーー

筆者の「博士の愛した数式」が結構好きだったので読みました。
とても読みやすい本。

ーーーーー

「僕」と、ある日裏庭で出会った動物「ブラフマン」との生活の話。

ただ淡々と生活の様子が僕の一人称で語られるだけなのですが、
それがさわやかでいてどこか儚く哀しい。

あたりまえだったはずの友達と、
それを失ったときの空虚感が、
ずしりときました。