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資格があれば時給も上がる 主婦が昔取った杵柄で稼げるパートは?

5/7(火) 15:00
登録販売者の資格があればドラッグストアの時給もアップ

 人手不足が叫ばれる昨今、パートの労働力に光が当たっている。パートの平均時給(募集時)は前年同月より26円増加の1044円で、外食や小売りなどの業界では待遇改善が進んでいる。

 それでは今、本当に得する狙い目のパートは何か。本誌・女性セブンは「これまで経験した中でもっとも“お得”“厚待遇”と感じたパート」について読者アンケートを実施し、800人から回答を得た。

 資格があれば、パートの時給は大幅に跳ね上がる。一般用医薬品の販売などができる「登録販売者」の資格は狙い目だ。

「数年前からドラッグストアに勤めていて、資格を取る前は時給900円でしたが、資格を取ってからは1200円に大幅アップ。時給1800円以上で雇ってくれるところもあるそうで、転職を思案中です」(富山・49才)

 ハナマルキャリア総合研究所代表の上田晶美さんが話す。

「薬の登録販売者は国家資格ですが、難易度が高すぎるということはない。独学だと平均4~5時間、約3か月ほど勉強する必要はありますが、家事をしながらでも、充分取れる資格です。こういう資格を持っていれば、仕事に就きやすく、時給も跳ね上がります」

 看護師の資格を持っていれば少ない労働時間でフルタイム並みにかせげる。育児が落ち着いて、パートで看護師を再開する人も多い。

「健康診断で100人近くの中年男性のお腹まわりをメジャーで測る仕事では、午前中の3時間だけで1万円にも。デイサービスや有料老人ホームで、利用者の状態観察や服薬管理をするだけの仕事では、時給は2000~2500円と高く、1日7時間、週に2、3回働くだけで月収20万円になったことも」(千葉・45才)

 ツアーナースといって、学生の修学旅行やスキー合宿に添乗する仕事もある。観光が楽しめて日当は1万2000~1万5000円。3泊4日なら5万~6万円ももらえたそうだ。一見、女性には難しそうな資格を活用している人もいる。

「物流センターで箱詰めなどをしていましたが、会社が支援してくれるというので、フォークリフト運転士の資格を取りました。時給も300円アップしました」(福井・42才)

“昔取った杵柄”がものをいう

 資格とはいわずとも、過去勉強したことでも大きな収益源になる。

「本業は教員ですが、英文科卒なので、空いた時間を利用して翻訳の仕事をしています。オンラインで受注・納品でき、本業に影響なく副業できます。毎月10万~15万円かせいで1年間で結構な貯金ができました」(東京・55才)

“教える仕事”は高給につながりやすい。しゅふJOB総研所長の川上敬太郎さんが話す。

「家庭教師のパートも、拘束時間が短く、平均時給は1482円と高めです。小学生相手ならそれほど難易度は高くなく、子育て経験のある主婦(夫)には向いています」

“昔取った杵柄”だと、こんな例もある。

「若い頃、着付けを習った経験があり、今では結婚式や成人式などの着付けを単発でやっています。午前中からの結婚式だと、朝5~6時に着付けてほしいという依頼が多い。そんな時は出張することになるため、通常6000円のところ7800円、振袖なら8000円のところ1万円いただきます。繁忙期は1日で5~6人を着付けるので、かなりの額になります」(埼玉・44才)

 そのほか、昨今の保育士不足で、保育士は売り手市場だといわれるが、資格が不要な保育補助の募集も多い。

「ばぁば先生的な年配者を欲しがる園もあり、私も70才過ぎまで勤められました」(香川・75才)

 ベビーシッターの需要も多く、育児の経験が生きそうだ。

※女性セブン2019年5月9・16日号

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