日中は暑いので

外に出たくありません。

 

買い物とかの用事がある時だけ

チャリで外出。

 

ではいつリハビリするのって

話しですが

毎日これをこれだけやりますって

言うのは

せいぜい発症から丸三年まで。

 

そこから先は

急所を突いたリハビリを

実行して行かないと

リハビリによる改善は

とたんに進みが遅くなります。

 

これは実感です。

 

自分の目標は

走る事と書きました。

 

でもその走るとは

片麻痺の人が

頑張って走ってる体では

無くて

早歩きから

徐々に移行して行く走り。

 

でも当然ながら(?)

未だに出来ていません。

 

あとひと月とちょっとで

丸十年が経つと言うのに。

 

ですから足掻いています。

足りない部分を必死になって

強化を図ってます。

 

その必死とは・・・

 

二日に一回

シンクの縁を両手でつかんで

麻痺足でケンケンを試みる。

 

10回から20回程度。

 

で、うん、今日少し頑張って見た。

 

寝る前に

近所を300メートルぐらい

歩きます。

 

早歩きする事も有れば

腰を落としての大股歩行も有れば

膝上げ歩行もあれば

時に後ろ歩きもする。

 

これも週に二、三回程度です。

帰ったらTシャツを変えて

それから寝ます。

一応歯磨きして。

 

うん、今日も少し頑張った。

 

大抵の人は

ビックリするほど

何もしてないじゃないか、と

思うでしょう。

 

片麻痺になって

10年も経つと

使わなかった筋肉は

萎んでしまっている。

 

支えていた関節部分は

ショックに耐えられなくなっている。

 

これだけの事でも

翌日に結構影響が出るんです。

 

アルプスの少女ハイジで

最後にクララが自宅で

リハビリしていた時の事

覚えていますか?

 

最終回あたりで

あのロッテンマイヤーさんが

これならアルプスに言っても大丈夫でしょう、

何て事を

確か言ってたように思いましたが

それは、リハビリの成果が出ていたから。

 

クララはアルプスで

立ち上がって

数歩ぐらいしか歩いていなかった。

筋力が無いからです。

筋肉が萎えていたから。

 

だから

アルプスから帰って来てから

自宅で歩行練習をしてたんです。

普通に歩ける様に。

 

多分関節は

最初に悲鳴を上げてたと思いますよ。

筋肉痛も。

腰痛も出たんじゃないかな。

 

今、自分が目指しているのは

麻痺足の足首の強化。

 

一年前は

両足でジャンプする練習を

始めていました。

 

同じく、シンクの縁に掴まって。

 

走るという動作は

両足が地面を離れている一瞬が有り

歩くという動作は

片足のどちらかが

必ず地面に着いている。

 

ですから走る、は

麻痺足で着地し

着地したその麻痺足で

蹴り出す動作をしなければならない。

 

片足作業です。

 

だから片足ケンケンは、必須な訳です。

 

一年前は

両足ジャンプすらも

上手く出来ていませんでした。

 

今、両足ジャンプは

低空ですが出来ています。

 

片足ケンケンが

少しは地面から離れるように成れば

なんて思いながら

周りからはゆるいって思われる

リハビリを

ゆるーくやって行きます。

 

一月後に

走っている風が出来る為に。

 

今の目標は

10メートル走ってる風の

早歩き。

 

そして悲鳴の上げない

関節でしょうか。