お腹の中で

この子は一生懸命に生きてる

 

 

きっと耳も聞こえているはずだから

この子が生きているうちに

沢山名前を呼んであげたいと思い

名前を決めた

 

 

本当は産まれてくるまでに

夫とゆっくり決めたかったけど

 

 

病気が発覚する前から

私がいくつか考えていた名前の中から

夫がコレというのを決めてくれた

 

漢字は義母が画数を見て

娘のイメージを相談しながら

決めてくれた

 

 

夫はちょっとかっこいい感じの名前にしたいと言っていたけど、この子の名前は私の希望を優先してくれた

 

 

すごくすごく可愛い名前になった

 

 

友達に話したら、

ねこやの子って感じがする名前でいいねって言ってもらった

 

 

それから話しかける時は

必ず名前を呼ぶようにしている

 

 

名前を呼びながら

泣いてしまうこともあるんだけど

 

心配させてしまうから

なるべく泣きたくないんだけど…

 

 

名前を考える時に大変だなって思ったのは

ぱっと思い浮かんで

愛称とかも一緒に思い浮かべたりすると

友達の子と被ってたり

友達の兄弟、姉妹と被ってたり

使いたいと思っていた字が

すでに甥、姪で使っていたり

使いたいと思った字が実は人名には適していなかったり

 

 

名づけって結構苦労するんだなって思った

 

 

でも、名前はわが子に一番最初に贈る物だから

これくらい苦労しても当たり前なのかもしれないな

 

 

 

まだまだ沢山名前を呼んで

話しかけてあげよう