15世紀のアクアヴィット | ワイン総進撃

15世紀のアクアヴィット

アクアヴィットは北欧スカンジナビア諸国で作られているジャガイモや大麦を主原料にしたスピリッツです。
アクアヴィットという名前の意味はウイスキーと同じ「命の水」という意味。
語源はラテン語でAqua-Vitae。
アクアヴィットの製造は古く15世紀のストックホルム市財政報告書にその記載がのっています。
しかし、その当時のアクアヴィットの原料はジャガイモでも大麦でもなく葡萄であったらしいです。
とはいえスエーデンにもデンマークにも葡萄はできません。
どうやらドイツからワインを仕入れてから蒸留していたようです。
その名残で現在でもスエーデン製のアクアヴィットのラベルにはブレン・ヴィン「焼いた葡萄酒」という文字が名残として残っているようです。
この辺りはフランスのブランディーと同じですね。
もともとのアクアヴィットはブランディーと同じタイプの蒸留酒であったわけです。