難しいな。こんな感じかな。

1910年に沖縄本島に十数匹が放たれたらしい。

その後、1979年に奄美大島に30匹が導入された。この間、69年。

その69年の間で、沖縄本島では被害と呼ぶような状態は無く、効果があったと判断されたから、奄美大島に導入されたのだろうか。

生活する時間が違うから、マングースがハブを退治することはほとんどない。これは沖縄本島でも変わらないのではないだろうか。69年間で何を評価したのだろう。

 

そして、先日、奄美大島のマングースを根絶したということがニュースになった。

とても誇らしげに「根絶した!」と言っていたが、誇ることなのか?

自分たちの見識不足だったり、想像力不足だったりで3万匹ものマングースを駆除することになった。ということの何が誇らしいのだろう。

結果としてウサギや鳥の被害を抑えることができる。というのは確かに嬉しいことだが、そのためにマングース3万匹というのは残念で仕方がない。

だからと言って、放っておけば良いということでも無いのが本当に残念だ。

寿命は2年程度の小動物。駆除以外の選択しが選べないとは、人間というのは思っていたより大したことのない種族だ。