ゴンちゃん、ありがとう | 福岡の猫カフェ 里親募集型保護猫×古民家Cafe Gatto

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福岡県古賀市にてOPEN!ペット信託専門のどうぶつ系行政書士が立ち上げる里親募集型保護猫×古民家カフェです。
猫が苦手な人や好きだけどアレルギーで長時間触れていられない人にも楽しんでいただき、
猫と人が出会える癒しとくつろぎと安心の場所を目指しています。

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里親募集型保護猫×古民家カフェ『Cafe Gatto』

の日常をつづったブログです。

 

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~3月のイベント~

 

3月8日(日)は、

【スマホde写真教室】開催の為、

猫スペース  14時~

喫茶スペース 15時~

の営業となります。

 

★【愛猫写真コンテスト】開催中!!

 

応募期間 3/22まで

投票期間 4/5まで

 

※応募は各部門お1人様1枚ずつ!!

投票は期間中、ご利用のたびに何度でもOK !!

 

各部門の大賞写真は、

来年のGattoカレンダーに載りますラブ

 

応募方法など詳しくはコチラ音譜

 

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送って頂いたものは、Cafe Gattoで切手などに交換し

運営の折に必要になる通信費として使わせていただきますニコニコ

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昨日は臨時でお休みを頂き

申し訳ありませんでした。

 

左心房肥大型心筋症で

闘病生活を続けていたゴンちゃんが

営業開始直前の12時56分、

お空へ旅立ちました。

 

昨年5月に突然呼吸困難に陥り、

病院へ搬送。

肺や胸に水がたまる肺水腫を伴う

左心房肥大型心筋症と診断され、

6月には余命半年もないだろう

と宣告を受けました。

 

ゴンちゃんの様子についての綴ったブログ

①2019年5月26日 突然の余命宣告

②2019年5月29日 ゴンちゃん、退院しました

③2019年6月6日  ゴンちゃん、再び入退院 

④2019年6月12日 ゴンちゃんの今後

⑤2019年6月20日 ゴンちゃん急変

⑥2019年7月6日  退院後のゴンちゃん

⑦2019年7月14日 先生驚き!!ゴンちゃんの変化

⑧2019年7月24日 ゴンちゃんとリンちゃんの病院

⑨2019年9月4日  ゴンちゃん、緊急で病院へ

⑩2019年9月15日 ゴンちゃんのその後

⑪2019年9月21日 急変するゴンちゃん

⑫2019年10月5日 久々勢ぞろい

⑬2019年11月17日 ゴンちゃんの様子

⑭2019年11月27日 ゴンちゃん、おもちゃで遊ぶ

⑮2019年12月25日 メリークリスマス

⑯2020年1月16日  最近のゴンちゃん

⑰2020年1月23日  ゴンちゃんとチロ

⑱2020年2月11日 ゴンちゃん、再び酸素室へ

⑲2020年2月28日 ゴンちゃんとはんぺんちゃん

 

 

その後の様子については

お伝えしてきておりましたが、

酸素室をレンタルし、

カフェで見守ってきました。

 

ご飯が中々食べれず、

何なら食べてくれるのか

いろんなフードやおやつ、手作り食も試しました。

徐々に食欲も回復。

 

一時は100を超えていた呼吸数も

昨年10月末を最後に40未満で落ち着いていました。

昨年末からは完全に酸素室から卒業し、

みんなのいるわかば組での生活へと戻っていました。

 

稼働せずお守り代わりとなった酸素室。

以前のようにごはん待ちをする姿も見られるようになり

まさかこんなにも回復するなんて、と

本当に嬉しかったです。

 

そして余命宣告を受けてから半年が経過。

ゴンちゃんがたくさんのお薬を頑張って飲んでくれたから

ゴンちゃんと共に新年を迎えることが出来ました。

『ゴンちゃん、本当にすごいね!えらいね!

これからも一緒に過ごしていこうね。』

そう話していました。

呼吸数も本当に落ち着いていて

10台、20台ぐらいの呼吸数をキープ。

病気が治っちゃたんじゃないかと

思えるくらい元気に穏やかに過ごせていました。

2月に入り、

ゴンちゃんの様子を一度診せに来てくださいと

病院で言われていたので

ゴンちゃんの体調を見ながら

病院へも行きました。

 

半日預かりで心エコーや血液検査をしてもらい

心臓の状態が良いことに先生たちも驚かれていました。

ただ、利尿剤を飲んでいるので腎臓に負担がかかっており、

そろそろ腎臓は限界にきている、と。

 

呼吸数も安定していることから

利尿剤の量を減らして腎臓のケアもしていく方向で

先生たちとお話ししました。

 

病院へ行った次の日から

腎臓フードへと切り替えたからか食欲が落ち、

その2日後、

約3カ月ぶりに呼吸数が40の大台に乗りました。

おしっこの量もなんだか少ないようで

少し調子が悪くなっていると感じ

1か月半ぶりに酸素室を稼働させました。

 

呼吸数がだんだんと多くなり、

90台の時もありました。

 

きつそうな表情を浮かべる時もありましたが、

少しずつ食欲も回復。

目にも力があり、酸素室から出てきて

爪を研ぐ姿も見せてくれました。

もう少ししたらまたわかば組に戻れるかな

そう思っていました。

が、まただんだんと顔つきもきつくなり始め、

食欲も落ちてきました。

ある日酸素室のトイレ掃除をしていた時に

酸素室から出ていたゴンちゃんが

いつも上る爪とぎから降りようとして

足に力が入らなかったのか

よろけて立ち上がれなくなりました。

急いで酸素室に戻したところ、

酸素室内で立ち上がったのでホッとしました。

 

食欲が落ちているので、

体を支えるだけの力が足りないのかもしれません。

2月末には

カリカリご飯も食べなくなってしまいました。

お水も飲みたそうにするけれど、

思うように入っていかないのか

満足いく量を

自分で飲むことが出来なくなってきていました。

 

呼吸数自体は40台から40未満ではあるものの、

苦しそうに一回一回の呼吸が深いというか、

一生懸命酸素を取り込もうとしている感じ。

 

ゴンちゃんを応援して下さる皆様から届いた

とろリッチを食べさせたり、

a/d缶を食べさせたりしながら

ゴンちゃんの回復を願いました。

 

おしっこがもっと出てくれれば

きっと呼吸も楽になってくれるのではないかと

利尿剤の量を調整していましたが、

思うようにおしっこは出てくれず、

ゴンちゃんの体にむくみや脱水を感じるようになり

貧血や黄疸も出ているのではないかと思い、

漢方の鈴木先生に相談して3月4日、

往診に来てもらいました。

 

案の定、むくみや脱水はあるようで

レーザーをあててもらい、

全体的にマッサージをしてもらいました。

呼吸数は30台と落ち着いてきました。

が、目に力が見られず、

瞬膜が出ている状態が多くみられました。

 

先生曰く、西洋医学的にはもう限界が来ている。

体が凝り固まっていて、流れが悪くなっているので

利尿剤などを飲ませていてもしっかりめぐっていないから

あまり意味がないだろう、と。

 

いま私たちに出来る事は、マッサージなどで

体をほぐし、めぐりをよくしてあげること。

そうでないと頑張って飲んでいる薬も

効果がでない。

 

先生にたくさんほぐしてもらって、

柔らかくなったゴンちゃんの体の感覚を皆で覚え、

キープできるようにそれぞれが心がけて

マッサージもすることに。

 

が、次の日、前日まで食べれていたちゅ~るも

丸々1本を食べれなくなりました。

 

鼻の下につければペロペロなめてくれていたのに、

一切なめようともしません。

なので、a/d缶を数回に分けて食べさせました。

 

マッサージも続けていますが

おしっこがあまり出てない。

 

腎臓の冷えがよくないと聞いたので

小豆カイロを温めて腎臓部分にあてました。

そのあと少しだけちゅ~るをなめてくれました。

そしてゴンちゃんが寝に入りました。

 

不安な状態だったので、

夜もずっとそばで見ていられるように

ゴンちゃんの酸素室の横に

寝袋をもってきて見守りながら、

ゴンちゃんの状態を見て回数をに分けて少しずつa/d缶をあげることに。

3月6日朝方、

シリンジで水を飲ませましたが、

飲むのも辛いようでオエッーとしました。

表情もかなりきつそうになっていました。

 

交代で様子を見ながら

営業準備のための掃除。

 

営業開始時刻10分前くらい、

お水を飲みたそうするので

少しお水をあげた後、

自分の足で立ち上がりトイレまで行きましたが、

そのままトイレに倒れこみ、

最期のときを迎えました。

 

まだお店を開ける前だったので、

急いでみんなゴンちゃんのところに集まりました。

 

トイレで倒れこむゴンちゃんを抱えだし、

私たちの手の中で、

ちゃんとみんなで看取ることが出来ました。

 

ゴンちゃん、ゴンちゃん、

よく頑張ったね。

お利口だったね。

ありがとう、大好きだよ

 

って最期までみんなが思い思いの言葉をかけ、

少しもがくような姿がありましたが、

すごく苦しむというよりは

すっと静かに息を引き取っていきました。

 

最期はあまりにも静かすぎて、

本当に亡くなったの?

まだ息をしてるんじゃない?って思うくらいで、

なかなかそばを離れられなくて、

お店もお休みにさせてもらいました。

 

急なことですみません。

 

いつかこの時は来るのだとわかってはいたものの、

まさか今日とは思っていなくて、

もうしばらくはこんな状態が続くのかな、

でも、もしかしたらまた回復できるんじゃないかな

そんな思いもあったので、

突然の別れとなって、

なんだか信じられないような

放心状態で、その後もずっと

ただゴンちゃんのそばにいました。

 

ほとんどきれいな状態のゴンちゃんでしたが、

温かいお湯を準備して、

少し口周りとか体を拭いてあげました。

 

お店をお休みにしたおかげで

昨日は1日ゆっくりと

ゴンちゃんのそばで

お別れをすることが出来ました。

 

ありがとうございます。

 

みんなで火葬に行くなら今日しかないね、と

夕方に火葬に行こうかと思っていたのですが、

なんだか動き出せなくて、

みんなまだゴンちゃんと離れたくない

っていう思いもあったので、

結局、昨日はゆっくりとゴンちゃんとの

お別れの時間にして

今朝火葬は行くことに。

 

最期まで本当によく頑張ってくれました。

まるで眠っているかのようなゴンちゃん。

可愛いお花を頂きました。

 

ゴンちゃんがGattoにやってきて約2年と3カ月。

初めやって来た時はなかなかご飯を食べてくれず、

苦戦したことを今でも思い出します。

 

かつおが大好きで

かつお節をかけたら

ちょっとずつご飯を食べてくれるようになりました。

 

穏やかでとってもお利口さんなゴンちゃん。

控えめで、でも甘えん坊で、

 

前に出てくるタイプではないけど、

遠くからじっとこちらを見て

「かまって」と合図を送るゴンちゃん。

 

闘病生活が始まってからも

お薬を上手に飲んでくれていたので

とても助かりました。

闘病生活中、ゴンちゃんに

『大好きだよ!』『愛してるよ~!』と

いっぱい話しかけました。

その話を他のスタッフにもしたら

自分もそう話しかけてたと言っていました。

 

愛、重すぎると思われていたかもあせる

 

大好きなゴンちゃん、

ゴンちゃんと過ごせてとても幸せでした。

 

苦しむゴンちゃんの姿をそばで見ているのは

本当に辛かったけど、

一緒にたくさんのことを乗り越えて、

本当によくここまで頑張ったね。

 

ゴンちゃんと過ごした時間は、

とてもかけがえのない大切な時間。

宝物だよ。ありがとう。

 

実は昨日、自宅療養中の子や待機中の子を

メインでお世話してくれている猫おばさんも

オープン前にゴンちゃんに会いに

カフェに来ていました。

 

ゴンちゃん頑張ってるね~って

声をかけて、出ていったその5分後くらいに

ゴンちゃんの旅立ち。

 

猫おばさんにもお薬飲ませてもらったりしてたから

会いに来るのを待ってたのかな。

 

みんなに会ってホッとして旅立てたのかな。

ゴンちゃんを応援して下さったすべての皆様

本当にありがとうございました。

 

今日の午前中に火葬に行ってきて

そのままカフェに連れてきます。

 

ぜひゴンちゃんに会いに来てあげてください。

 

ゴンちゃんと出会えたこと、

応援してくださったすべての方へ

心から感謝クローバー

 

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