12月3日の戦略

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 昨日今日と所用のため更新が遅くなりました。

 本日20時以降は以下のみで、他経済指標の予定はございません。

03:00 ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演
03:00 ラッカー米リッチモンド連銀総裁議会証言

 昨晩のNY原油は、ロイターやブルームバーグの記事によりますと、午前中に発表された中国の11月製造業購買担当者景況指数(PMI)が51.4で好調、米の11月製造業景況指数(ISM)が57.3で好調、また明日発表のEIA在庫統計が約3カ月ぶりに減少するとの観測もあり、終日堅調で93.82ドル(1.10ドル高)で引けたとのことです。
 その後の時間外取引は、今朝の8時から上昇し、94ドル前後を堅調に推移しております。

 ブレント原油は、111.45ドル(1.76ドル高)で引けておりますが、高値は112ドルを越えるなど堅調を維持しております。

 昨晩は、週末の高値から反落を引き継ぐ流れとなるかどうかに着目しておりましたが、全くそのような流れにならずに、大幅に続伸との結果でした。
 米原油在庫状況等を鑑みると、なかなか強気になり難い状況にあるかと思いますが、弱気一辺倒の相場ではないということが、先週のEIA原油在庫大幅増を受けても感謝祭を挟み週末反発、週末の高値からの反落を否定する昨日の大幅反発、等から伺える感じがします。

 これまでのNY相場は、弱いイメージが先行しておりますが、イランの合意や生産ペースや潤沢すぎる在庫状況をもってしても下げ幅が限定的であり、上値は抑えられるが下値はなかなか固いという雰囲気です。

 NY金は昨晩のISMの指標良好を受けてから、QE縮小観測のぶり返しに素直に反応する等、下げ賛成の相場であることが分かり易いのですが、昨晩NY原油は真逆の動きをし、好景気材料で都合よく買われる展開は、目先は押し目を買って攻略する方が妥当な状況になっていそうな気がします。

 特に明日のEIA統計に原油在庫減少観測があり、実際に減少を示せば、一時的に上値が軽くなる可能性があるのではないでしょうか。


 当方は、どこをターゲットにするか未定ですが、今日は94ドルで買ってみました。
 また、高値で売りたい思いはありますが、今日の動きを見てからですね。

 最後に、明日開催予定のOPEC総会については、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が今回総会では生産目標を変更する必要はないとの考えを示しており、主要な加盟国も概ね賛同の状況のようですが、以下のような記事もありますので、軽視はできなさそうです。

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2013年 11月 30日 09:40 JST
OPEC、生産枠引き下げめぐり内部対立か

【ロンドン】
石油輸出国機構(OPEC)内で、向こう数カ月の石油生産量の削減をめぐり新たな不和が生じている。

 OPECはこの2年間、生産枠を変更していない。米国の生産増加に加えイラクの輸出回復、さらにはイラン産原油の世界市場復帰が進む可能性も浮上しているが、こうした背景にあっても来週ウィーンで開かれる予定の会合で、OPECが生産枠を引き下げると予想する専門家は誰一人いない。

 しかし、協議を知る関係者によると、一部の加盟国は来年の生産枠引き下げを推進している。OPEC高官の1人は、早ければ来年上半期に生産枠引き下げの是非を決定する必要があると語った。目先の石油供給量が、価格を下落させる水準まで積み上がるリスクがあるためだと言う。

 OPECは世界で消費される石油の3分の1強を生産し、国際石油市場で並外れて大きな影響力を持つ。だがシェールオイルのブームに沸く米国などOPEC非加盟国の生産量急増で、最近は石油相場に対する価格支配力に陰りが出ている。

 別の要因もある。フセイン時代の経済制裁と米軍侵攻の後遺症に苦しんでいたイラクが、原油生産を劇的に拡大させつつある。今年の生産量は日量平均300万バレル前後に達し、少なくとも過去20年間では最高の水準になる見通しだ。

 イランが西側諸国と核協議で合意したことも、原油相場に対する不透明感をいっそう濃くした。最終的にイラン産原油の生産増加が認められ、国際市場への供給量が増える可能性があるためだ。

 一方でOPEC専門家は、来年の世界の原油需要が日量約30万バレル減少すると見込む。

 これらすべての要因が、OPEC加盟国に生産枠引き下げを求める圧力となっている。イランはイラクに対して生産抑制を公に要求し、イランが制裁を受けている間にイラクが顧客を奪っていると非難する。

 イランのモアザミ石油省次官は、今月初めに同省ウェブサイトでのインタビューで、「(イランの制裁中に)イラクはイラン産原油の顧客に対し、不適切な行動をとっている」と語った。

 OPECの湾岸産油国の高官は、イラン産原油が世界市場に再び出回る場合にOPECの一部加盟国が生産を抑制する必要があるかについて、イランが議論を求めそうだとの見解を示した。

 「イランが増産すれば、OPECはどこが減産すべきかを検討しなければならないだろう。その場合は、湾岸産油国になる可能性が高い」と述べた。ただ議論を知る関係者によると、湾岸産油国の高官の間で、減産すべき国に関する意見は割れている。原油価格を押し上げるため来年は湾岸産油国が自ら減産に踏み切るべきだと指摘する声がある一方で、生産抑制を求められるべきはイラクだとの主張もあるという。

 湾岸産油国とはサウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)で、この3カ国がOPECの生産量の大半を占める。
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