ねこの手も借りずに ~筆文字と写真の日々~ -282ページ目
習
芥川龍之介
『侏儒の言葉』
天才とは僅かに
我我と一歩を
隔てたもののことである
先ほど
地面の下に転げ落ちました
でも、せっかくなので
じーっと待ちました
でも残念ながら
スカートの女子は
一人も通らなかったですよ
中二というより小四の夢
ぼくは
石ころになりたい
そんなネガティブユーザの
ネガティブニーズすら
未来では応えてくれる
凄し
習
松尾芭蕉
『奥の細道』
月日は百代の過客にして
行きかふ年もまた旅人なり
ドッペルゲンガって知ってる?
そうそう
自分と瓜二つの姿を
第三者が見ちゃうとか
自分で瓜二つの姿を
見ちゃうと死期が近いって、アレ
そう、アレ
でね
ドッペルゲンガって
キミらみたいな双子だと
やっぱり二体なのかな??
街中で見ても
誰が誰なのかよう分からんわ
なぁんて
ふと思ったりしてね
・・・ん?
一人っ子??
誰が?
キミが・・・??
・・・じゃあ
あの
キッチンに立って
こっちを見ている
あの人
・・・誰?
(続かない)

