こんにちは、ねこあしです![]()
先日、近所のお祭りがありまして・・・
毎年この時期恒例なのですが(いつも忘れる)、駅に行くためにはただでさえ狭い商店街の両側にびっしりと立ち並んだ出店を書き分けて進まなければならないのですが・・・
屋台が出ているとゆーことは、そこで売られているものを買う人たちも同じ数以上にいるわけで・・・
ちっとも進まない数十メートルをようやく抜けたあとには・・・
食べてもいない、お好み焼きやら何やらの香りがびっしりとこびりついた自分に辟易する羽目になります![]()
く・・・毎年のことだが、この2日間は辛い![]()
お祭りつながり(?)
見てない
花火大会に向かうであろう(もしくは、行ってきた帰りらしい)浴衣姿の若者たちは良く見かけたけどな
さっくり片付けて、標題に参ります
(明日の仕事が早いのだ)
本日ご紹介させていただくのは・・・外界に触れたことのない3人の子どもたちと、その家族の秘密と侠気を描いた心理ドラマの「籠の中の乙女」
ギリシャの、とある屋敷に幽閉されていた3人の子どもたち・・・
成長した息子に「あてがう」ために、初めて外部の人間として中へ招き入れられたクリスティーナ(アンナ・カレジドゥ)
彼女が屋敷へ入ったことで少しずつ一家の歯車が狂い始める・・・
と、ゆー、一見するとちょっと怖いストーリーではありますが
何のことはない、ただひたすら淡々と描かれるシーンは、退屈ですらあります
(敢えて言うなら、淡々とコトに及ぶクリスティーナが・・・それ以外は全部脱いでいるにもかかわらず・・・何故黒のソックスだけを穿いたままなのかが、どうにも気になって仕方なかった
)
しかし、そんな淡々とした前半と比較し・・・
後半急ピッチで進む衝撃の展開には、置き去り感を否めません
突如、鏡の前で小さなダンベルで自分の顔を殴り続ける娘・・・
何が起こったのかちっともわからないまま、呆然とするねこあしをよそに、映し出される血まみれの洗面台・・・
(そして、転がる歯)
ようやく動き出したのか、と思った矢先、何の脈絡もなく、唐突にぷつっと終わるエンディング・・・
(映写機のミスかと思ったぜ)
一体何が起きているのかわからなかったのは、どぉやらねこあしだけではなかったらしく・・・
エンドロールが終わり、会場内が明るくなっても、取り残されたままの観客たちが、呆然と目を見開いていたのは実に象徴的![]()
まさに、静か過ぎる衝撃だった
今回評価は☆☆☆★★の2.5
今日もぺたっとお願いします![]()




