エロ部長と支配人の、
外注についてのミーティングを、
間近でされていたので聞こえていたらしい
副支配人が、
二人が出掛けたあと、
私に言いました。
「なに?最近○○○ーサービスさん、
だめなわけ?
ミスが多いんだって??」
「最近だめっていうか・・・」
「うちの従業員との、
人間関係が上手いってないの?
何かあったの?」
「従業員の態度とか、
それも一部あると思うんだけど・・・」
本当のことと思われることを
私が言ってしまって、
大問題に発展するのは困るので、
とりあえず無難に、
「もともと、夜勤業務が多いあちらに、
無理に昼間の仕事をお願いしていたから、
従業員全員に体力的に限界が、
来ちゃってるのも有ると思いますよ」
と言っておいた。
すると、
「無理なら無理で、
できませんって断らなきゃねぇ」
「断ると、モラ課長が、
だったら他の現場も切るって、
前によく言っていたから、
断れないような体質になってるんでしょ」
と言いました。
「それは、言っちゃだめだよね」
ちょっとまともな返事が返ってきたけど、
この人、
どうして外注さんの仕事が、
いい加減になってきたのか、
本当に理由が分からないらしい。
本当の理由はきっと、
人間関係より金。
S社からの振り込みが、
約束の日にされなかったり、
約束の日の3時間際まで、
振り込まなかったりするため、
S社に対する信頼がなくなったから。
S社からの入金が無かった為に、
アルバイトの給料が払えなかったり、
入金が遅くて、
あちらの支払いが間に合わなかったり、
そんなことが、
立て続けに起こっているから。
そのあたりから、
遅刻や、ばっくれが突然出始めた。
支払いを遅らせているのは、
副支配人。あなた。
もし自分が同じことを、
取引先にやられて、
従業員に給料が払えなかったら?
「元請けさんからの入金が
遅れているからです」
なんて事があった場合、
うちの従業員だって、
業務がいい加減になると思うしけど?
もし、先方がそう言い訳してきても、
それとこれとは別だとか、
副支配人なら言いやがりそうだけど、
皆、生活するために仕事をし、
給料をもらっているのに、
給料が遅れたら、生活できません。
金融機関の営業時間ギリギリにでも、
振り込んでいるんだから、
約束は破っていないとか、
そんなのだって、
本来、会社としては通じないでしょ。
うちも入金が遅れているからとか、
そんな嘘も意味がない。
そんなのは、理由にならない。
S社と外注さんとの契約なのであって、
S社に入金があってもなくても、
約束の日の、午前中には振り込むのが、
商売ってもんでしょう。
もしも、
遅れるのであれば、
一報いれるべき。
それすらやらないんだから、
現場でクレームが出ようが、
すっぽかされようが、
約束を守らず、向き合わなかったのは、
S社の支配人と、副支配人。
文句を言える立場ではない。
でも、正論を言ったところで、
この二人には通じない。
自分たちがやっていることが、
どれだけの迷惑を掛けているのか、
自分がやられないと、
分からないんだってことが、
はっきりと分かる出来事でした。