昨日は定期検診に行ってきました。
まずはエコー検査を受けました。
いつものように女の先生が首のまわりを器具でグリグリして、10分ほどで終わりました。
術後1年目はこの検査を受けるたびにドキドキして、生きた心地がしませんでしたが、2年目に入るとあまり不安を感じなくなりました。
以前は40分かかっていたのに最近は10分で終わってしまいます。
こんな短時間で終わるのは問題のない証拠だと受け止めるようになりました。
口腔外科に戻って待っていると、1人の女性が受付付近で不安そうにキョロキョロしていました。
新患の患者さんのようで、ファイルをどこに出せばよいのかわからないようでした。
ようやくファイルの置き場がわかると、看護師さんからアンケートがはさまったバインダーを渡されていました。
本日は新患の方が多く、他にもご夫婦が2組来られていました。いずれも旦那さんの方が患者さんのようで、奥さんと相談しながらアンケートを書いていました。
アンケートを提出すると、今度はレントゲンを受けに行くようにと看護師さんから言われていました。
私も初めてこの病院に来たときはまったく同じだったなと思いました。
右も左もわからず、これから何が起きるのかがまったく予測できず、言われるままにアンケートを書いて、言われるままにレントゲンを受けにいき、名前を呼ばれるのをひたすら待ちました。
最初はみなさん不安でいっぱいだろうなと思いました。
15分ほどしてH先生に呼ばれると、「先ほどの検査は問題なかったそうです。1年3か月が経ちましたね。痛みとかしびれとか何か変わったことはありませんか?」と言われました。
特に変わったことはないと報告すると、H先生はいつものように口の中の診察を始めました。
本日は若い先生が助手を務めていて、「これが前腕皮弁。やわらかい。さわってごらん」などとH先生が説明していました。
このとき「○○先生、新患の方をお願いします」と看護師さんから言われて、若い先生は席を離れました。
H先生は口の中に続いて首まわりを診察すると、「舌も首も非常に落ち着いていると言えます」と言ってくれました。
術後2年目に入ると精神的にはだいぶ楽になりました。
その一方で、滑舌の悪さやしびれなどのしつこい後遺症に悩んでいて、これをどう克服するかが課題だろうと思っています。
術後1年が経過してからは、病院の帰りにデパ地下に立ち寄って、自分へのご褒美を買うようになりました。