5月3日(術後3日目)
昨晩と同じように明け方近くになって眠りにつきましたが、1時間ほど寝ると目が覚めてしまいました。
しばらくすると先生たちがやってきて、昨日と同じような処置をしてくれました。
「まだ内出血があるね」と先生たちが話していると不安になりましたが、手術は成功であってほしいと心から祈りました。
気持悪かったフットポンプはやっとはずしてもらえました。
「今日からベッドの角度を少しずつ上げていきます」とH先生に言われました。
30度まで上げてもらうとびっくりするほど気分が楽になりました。
そして0度の状態がいかにつらいものであるかがわかりました。
これまでは天井と壁の一部しか見えなかったのですが、見える壁が一気に広がりました。
ベッドの横には痰を吸引する器具の一部が見え、反対側には計測器やパソコンが見えました。
この日からラジオが許可されました。
古いCDラジカセを看護師さんが持ってきてくれました。
FMが聞きたいと伝えたら、白い恋人達に続いてそばかすが流れてきてとっても元気づけられました。
ラジオって久しく聞いたことがなかったけど、いいな!と思いました。
夜になると夏木マリのDJに聞き入りました。
ラジオを聞いていると今何時なのか、ときどきわかるのもうれしかったです。
こんなにラジオを聞いたのは受験のとき以来ですが、ラジオで随分気分がまぎれました。
術後2日間は地獄のように感じていましたが、この日、光が差し込んできました。(^^♪
30度の角度のまま過ごしていましたが、消灯時間になったとき、看護師さんがベッドの角度を元に戻そうとしたので、あまり下げすぎないようにお願いしました。
ラジオは夜通しつけたままにしてくれました。ありがたかったです。( ^^) _U~~
おかげで3時間ほど寝ることができました。