エンとシアンの卓球座談会 その27【動と静】
「今回は卓球王国の雑誌だったかブログだったかで見た一つの言葉が非常に興味深いからちょっと取り上げるわね」
「ちょっと初心者というより初級から中級にあがるくらいの人を対象としてるから分からない人も多いかも・・・」
「今回は用具関係じゃないのねぇ~」
「ある意味では用具に綿密に関係してるかもしれないわね・・・今回取り上げるのはこの言葉」
・卓球選手には「力を入れる事」がうまい選手と「力を抜く事」がうまい選手がいる(要約)
「・・・・・・・・・・・・・」
「意味は分からないけど私は手を抜くのは得意よ?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「まぁある程度経験を積んだ人はなんとなく分かると思うけど、用具を使う段階や感覚の調整の段階で「力を入れながら調整」するか「力を抜きながら調整」するかを考えたときに先の言葉に自分を当てはめることで、自分にあった用具をあらかた絞ることが出来るという事ね」
「ち な み に !」
「こういう話や用具の話のときに「自分はどっちもできる!」「どんな用具も使える!」という人は総じてどっちも出来ない人だから無視でいいわ」
「そもそも最低限どっちも使えるということは前提だからね!」
「私のツッコミを奪っていくスタイル嫌いじゃないわよ?」
「・・・取り乱したけど続きにいくわね」
「2つの感覚と用具の大まかな違いを挙げていくと・・・」
・力を入れることが得意な人【動のタイプ】
用具は木材ラケットや粘着ラバーなどの弾まない用具で自分から回転をかけにいくスタイル
ドライブやスマッシュが得意な人が多い
・力を抜くのが得意な人【静のタイプ】
用具は素材ラケットやテンションラバーなどの弾む用具で長短や回転の強弱をコントロールしていくスタイル
ブロックなどの守備技術が得意な人が多い
「あくまで一例だけどこんな感じね」
「自分のタイプが分かった上で用具を選ぶと間違いがなくなるから、しっかり自分を見つけることが大事ね」
「とりあえずこんなところかしら・・・」
「は~いエン先生~」
「筆者のねころは【静】なのに定期的に自分に合わない粘着ラバーを使うのは何でですか~?」
「バカだからよ」