昔々あるところに、アラジン………ではなく久遠という若者がおった。

ある日、久遠はとある洞窟で古ぼけた何故か目に痛いピンク色のランプを見つけた。


久遠がなにげなくそのランプをこすると、そのピンクのランプからぼわっと飛び出てきたのは、小柄な可愛らしい女の子だった。



「はーい!お呼びに召しまして、ランプの魔人、キョーコでーす!!ランプの魔人はすっごいのよ!なーーーんだって叶えてあげられるんだから!金貨の雨も降らせるし、ネズミを白馬に変えてカボチャだって馬車にするわ!あなたを王子様にだってしてあげる!ただし、命令は3つまでよ?」

ランプの魔人を名乗るその女の子はくるくると空中を滑るように踊り飛び回りながらそう言った。

そして、久遠の顔の前に指を3本立ててそれを、ずびしっと突き立てた。

「うわぁ!あなた、妖精の王子様?」

久遠の顔を見て、にっこりと笑ってそう言ったキョーコ。

「きれーなキラキラの髪!太陽の光みたいね!触ってもいい?………うわぁ、さらさらでかわいい~」

呆然とする久遠の返事も聞かずに髪を撫で回すその女の子のほにょりとした笑顔を見て、久遠はなぜか身体に火が灯るのを感じるのでした。




「なんでも………言うこときいてくれるの?」

へぇ……そうなんだ?と、目を細めてこちらを見る久遠の顔がなんだか悪い顔に思えてしまいキョーコの身体が勝手に宙を後ずさる。

「そ、そうよ?………ランプの魔人に出来ないことなんてないんだから。」

「ふーん………じゃぁ、ベッド。ベッド出して?ここに。」



そう久遠がひとつめの願いを口にする。

「へ?ベッド?」

「そうだよ。なるべく大きくてふかふかに柔らかいのがいいかな?」

「ご主人様、眠いんですか?大きくてふかふか……」

「いや、眠くはないよ。……狭いのは狭いので楽しいけど、今はとりあえず広くて柔らかいのの方が身のためかな?」

にっこりと笑った久遠がキョーコには理解出来ない不思議なことを告げる。

「……身のため?」

「なに?なんでも出来るって言ってたのに………出来ないの?」

久遠は、不思議がるキョーコにふっと薄く笑ってちょっとバカにしたように言いました。

「出来ますよ!ランプの魔人なんだもん!!えいっ!」

キョーコがその腕を振るうとぽわんっとピンクの煙が舞い、大きくてふかふかと柔らかそうな何故か天蓋付きのメルヘンチックなベッドが現れました。


どうです!と、その薄い胸を反らせて自慢気にするキョーコ。

その身体を長い腕の中へと捕まえると、久遠はベッドへと押し倒しその上に自らの身を乗り上げた。

「きゃっ!!………な、なにするんですかー!?」

ぼふんっと寝台の上と落とされ背中にさらりとしたシーツの感覚が広がる。

突然の事にわたわたと慌てるキョーコ。

そのキョーコの頬に手を滑らせ親指でつぅっと柔らかいその唇を撫でる。

「ひっ!………よ、夜の帝王…」

怯えたように青ざめ震えるキョーコに、濃密で妖しげな夜の気配と色気を纏わせた久遠が告げる。







「ふたつめのお願いだよ………君を満足するまで堪能させて?硬いところも柔らかいところも外側も内側も………ぜんぶ。」










なんか楽しくなってきたから続くよー。



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通常運転って感じがするのは、たぶん猫木だけ。





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