すっかり寒くなりました。
 
家の前にやって来る子も、冬の装いでふっくら。
たぶん本当は痩せてるんだけど、冬毛で丸っこく見えます。
 
この子、なんだか耳がおかしいなと思ったら右耳が腫れてる…
 
どうやら耳血腫のよう。
治療させたいけど、調べたところ、原因によっては血を抜いてもまた腫れてくることもあるよう。
捕獲して血を抜いた後に抗生剤を打って、放す…これが彼女にとって苦痛でないかと考えるとどうするべきかまだ悩んでます。
 
もうかれこれ5年くらいいる子で、それでもここ数ヶ月でようやくある程度の距離まで近寄っても逃げなくなった、それくらい慎重な子。
触らせてなんてくれません。
 
捕獲器になら入りそうだし、治療に連れて行くことはできそうだけど、耳血腫はそれだけして治療しても原因によっては再発するらしく、そうなると外科治療の必要もあるらしい。
 
お金のことではなくて、ストレスを考えると悩んでしまいます。
それでなくともお外の子としてはもう結構な年だと思うし。
 
 
この子は突然どこかの人がうちの家の敷地の中でガーン餌をやり始めたのがきっかけでくるようになりました。
 
それまでどこで暮らしていたのかも、そして今も普段はどこにいるのかも全くわかりません。
 
 
 
最近携わった現場のいくつかで、元々飼い猫だった子が、飼い主の入院や他界で親族が猫を外に放したということが続いていました。
 
終活、猫のためにも何かに書き留めておく必要があるなと感じています。
 
 
つい先日も友人からLINEが。
 
懐いてない猫を保護するにはどうしたらいいか?と。
 
よく聴くと、職場の方の身内が亡くなったそうで、その方は独り身だったとのこと。
飼い猫だった子の処遇に困った身内が、玄関を開け放しておいて、どこかへ行くように仕向けていると。
 
そのことに心を痛めた人が、なんとか連れて帰りたいけど、威嚇するのでできないとの相談でした。
 
とりあえず、威嚇は怒っているのではなくて、怖いからだからと教えてあげて、その人が次に行った際に動画を送ってと頼んでおきました。
 
後日送られてきた動画の猫さんは、とっても可愛い子。
 
 
怖がってはいるけど、唸ったりもしてないし、動画では威嚇もしておらず、耳も寝ていなかったので、きっと大丈夫だと教えてあげました。
 
いざとなったら保護をするお手伝いはできると伝えて、少しずつ慣らせる方法も伝授。

その後もなかなか慣れていなかったようでしたが、亡くなった方のご友人が猫を引き取りたいとの申し出をしてくれたとのことで、その方は猫さんにも面識があったようで、そのままめでたしとなりました。
 
 
今回のケースは玄関を開け放しても外に出なかった猫さんだったのでよかったですが、実際には外に放たれる猫さんもとっても多いです。
 
先日かぎしっぽで保護された子猫と、その母猫の一家も、やはりごはんをあげてくれているおうちの近くの方が亡くなり、身内が放ったとのことがわかりました。
 
保護した子猫だけでなく、母猫も相談者さんが保護されることになり、無事おうちに入れてもらえましたが、ずっとおうちで過ごしていた子が突然お外に放り出されても、餌場もわからず、これからの季節は寒さをしのぐ場所も知りません。
 
昔ながらの考え方をする方はまだまだ多く、猫は外で生きていけるものという風に考えられていますが、もともと猫は古代、飼い猫として飼育されたのが始まりで、野生の動物ではありません。
 
むしろ、昔の日本で野良猫が多かったのは、無責任に飼った人間が作り出したものです。
 
冒頭で書いたように、お外で暮らす子には様々な危険や病気と隣り合わせに生きているんです。
うちの近くに来る子は見かけるようになって5年目になりますが、それ以外の子は大抵2年くらいで姿を見なくなります。
野良猫の寿命は3〜5年と言われていますが、実際にはもっと短いのではないかなと個人的に感じています。
 
飼い主が亡くなったりして外に放つことは、その猫を死なせることにつながることを知ってほしいです。
 
現在は動物愛護管理法において、室内飼育を推奨していて、動物の遺棄も犯罪になります。
飼育されていた猫を放つのは遺棄となりますし、外飼いをするのは適切な飼育を放棄することになります。
 
命のことなので、わからなかったでは済まされることではありません。
 
 
そして、最近こういうことが続いた中で、たとえこういう形で直接手を下さなかったとしても、自身に何かあった時、残された子がどうなるのかを考えておかないのは、責任を持って飼育していると胸をはることができないな…とつくづく感じるようになりました。
亡くならないまでも、最近ではコロナで入院して自宅に帰れないということも起こりうる時代になりましたし。
 
 
この記事を何日も前から書きかけで下書き保存していたのですが、一昨日、アメブロにアクセスすると、奇遇にも同じ内容の記事を拝見しました。
わたしが例に挙げたかったペットカードも記載されていましたので、リブログさせていただきます。
 

 
大切な家族を、自分に何かあった時に不幸にしないために、できることはしておきたいと思います。
 
 


 

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