私が初めて冤罪を押し付けられたのは、忘れもしない中学生の頃。


仲が良かった子が所属したグループ絡みで、私ひとりがやった!と罪を勝手にでっち挙げられた…。



教師陣はグループの生徒のみんなが言うのなら、やっぱり私がやったんやろ!!と高圧的な態度で、私ひとりを悪者に仕立てあげようとした。



ものすごく反発して、やってない!と突っぱねて、親をも巻き込んでの数ヶ月を要した修羅場。


心身共に疲労困憊した日々を送った。




結局、すったもんだの末、グループの誰かが私に全ての罪を被せてやろう!とした意図が判明し、教師陣は全員私に神妙に謝罪した。




その時、私は思ったんよね。

多勢に無勢なんだな…、と。




冤罪ってこうやって生まれるんやなってのを、中学生で身をもって理解したんですわ。



全員一致で憎い相手を貶めようという気持ちがあれば、冤罪は簡単に成り立つんでしょうな。





という過去の出来事を思い出したのは、今日娘がまさに冤罪を押し付けられたから。


よもやまさかの小3にして。




昭和に生まれ育った私が冤罪に苦しんだのは中学生の頃だったけれど。


令和では小3で冤罪を押し付けられるんやな。



ある意味、勉強になりましたわ。