先日見てたテレビで、
イマドキの小学生はクラスメイトをあだ名で呼んではいけない
という事を知った猫撫です。
職場の同僚みたいに「○○さん」と呼ばなければいけないそうです。
本名をちょっといじっただけのあだ名でもいかんのかと言うと
「1つ許すと全部許さないといけなくなるし」
と言われてました。
ま確かにね。
そこで猫撫の小学生時代なんですけど。
あだ名って基本、苗字の上2文字を採用する事が多かったわけです。
山田だったら「ヤマ」
西村だったら「ニシ」
村上だったら「ムラ」
という法則ですね。
猫撫も基本的にはこの法則で呼ばれていたわけですが、たまに「ウマ」と呼ばれる事がありました。
理由は簡単。ウマヅラだから。
子供ってさ、乳幼児の頃はもれなく丸顔じゃないですか。
面長の乳幼児はさすがにおらんやん。
で、小学生もまだがっつり子供ですから、基本的に丸顔。
しかし猫撫は小学生の頃はクラスでは背が高い方でした。
それが5,6年生にもなると身長は大人とそう変わらなくなります。
当然ながらもう丸顔ではありません。
大人と同じぐらいのサイズ感になります。
なので決して不自然に顔が長い馬面だったわけではなく、身長に見合った顔のサイズだっただけなのですが、チビだったがゆえに丸顔の理恵が
「ウマ~~ヽ(・∀・)ノ」
と言い出したのです、。
そう、ウマと言い出しやがったのはあの
理恵
です。
理恵についてはこちらの
⇒ 先天性勝ち組女 をご参照ください
そもそも、子供の「馬」に対するイメージって「ダサい」じゃないですか。
吉田拓郎も
馬~が走ってく~~♪
馬~が走ってく~~~~♪
でっかい鼻の~穴おっぴろげて馬~が走ってく~~~♪
と歌ってるし、ましてや小学生にとって「馬」といえば「マキバオー」みたいなのしか思い浮かばないわけですよ。
なので、猫撫を「ウマ」と呼びやがった、更にそれが変形して「ブバ」とまで抜かしやがった理恵が、どれだけ猫撫を見下してたかおわかりいただけたでしょうか。
しかも、背が高かったのは猫撫だけではありません。クラスメイトの中には同じぐらいの身長の子もいました。
でも理恵はその子に対しては一度たりとも馬鹿にした呼び方はしていませんでした。
もし当時の猫撫が
「ウマとかやめてくれる?明らかに馬鹿にしてるやん」
と抗議したとしても
「え~~?別にいいじゃ~ん。気にしすぎだってえ~」
「親しみを込めて言ってるだけじゃ~ん」
「ウマってかっこいいじゃ~ん ( ̄ー+ ̄)ニヤニヤ」
と更に見下されたであろう事は明らか。
…と、このような実体験がある猫撫にとってはイマドキの小学校の「あだ名全面禁止令」は充分納得できる措置。
しかしこんな思いをした事がない大人達は
「バカにしたあだ名でなければいいのでは?」
「親しみを込めたあだ名ならいいのでは?」
と思う人も多いと思われますが、そんな事を言ったら猫撫のような被害者が増えるだけになってしまいます。
あだ名をつけたヤツは絶対
「バカになんかしてませえ~~ん」
「親しみを込めて呼んでるだけですう~( ̄▽ ̄) ニヤ」
と言い張るに決まってますから。
コンプライアンスに守られたイマドキの子供、羨ましいっすね…(^_^;)